HOME
現場ブログ
神戸市長田区　外壁の張替えと屋根の防水リフォーム【木造平屋】

※2022年7月14日更新

こんにちは！街の屋根やさん神戸店です。

今回の現場ブログでは、神戸市長田区の木造平屋のお住まいで屋根葺き替え工事と外壁の張替え工事をおこなった様子ご紹介させていただきます。

前回の現場ブログでは、屋根の瓦と下地を撤去し、野地板の留め付けまでをおこないました。

今回は、外壁の張替えと屋根に防水シートを張った様子をお届けしたいと思います(*^^*)

神戸市長田区にて外壁の張替えをおこないました

こちらのお住まいの外壁は、「焼板」という杉の表面をあえて炭化させ、防虫、防水効果を高めた板を外壁に張り付けるという日本古来の伝統的な壁です。

築後80年、この焼き板が外壁面を守ってくれていたのですね！

80年の歳月の中で、焼き板は徐々に劣化し、スカスカになって防水も出来ていない状態となりました。

今回、家主様から『外壁をなんとかしたいが、予算はあまりかけられない』とのご要望があり、新しい外壁は木目調のプリントがされているヨドプリントを使った張替えをおこないます。

神戸市長田区×外壁の張替え　①雨押え水切りの撤去

この外壁には、様々な役割の部材が付いています。

まず撤去するのは、錆びてもろくなってしまった壁際の雨押え水切りです。

この部材は、壁を伝ってきた水を屋根の上に落とす役割があります。

この部分はかなり劣化していたようで、少し触るだけですぐ外れてしまう状態でした。

神戸市長田区×外壁の張替え　②補強木材の撤去

補強の為、外壁表面に横に入れられた木材を取り除いていきます。

たびたびの補修をされて外壁を守ってきたことがよくわかります。

しかし、鉄くぎが錆びついていてほとんど固定されていないような状態でした。

本当によく頑張ってくれている外壁でした(*^^*)

神戸市長田区×外壁の張替え　③焼き板の撤去

いよいよ焼き板を撤去していきます。

外壁のリフォーム時には、張替えのほかにカバー工事という、既存の外壁の上に新しい外壁を作る工事もあります。

ただ今回は、既存の焼き板が傷みすぎてすぐに砕けてしまう状態だったため、カバー工事では対応できない状態でした。

神戸市長田区×外壁の張替え　④下地の清掃

焼き板と焼き板を固定するための下地も老朽化が激しかったため、こちらも撤去し、新しい下地を作ります。

この撤去した焼き板は、すべて廃材となります。

綺麗に清掃して、防水処理を行います。

下屋根の防水施工に入ります

今回は外壁の張替えと屋根の葺き替え工事を並行しておこなっています。

外壁の清掃が終わった段階で、下屋根の方に着手いたします。

屋根に防水シートを張ります

屋根の下地にアスファルトルーフィング(防水シート)を敷き込み、屋根の2次防水層を作ります。

壁際の防水シートはこのように立ち上げ、雨が回り込みにくい状態に施工します。

神戸市長田区×外壁の張替え　⑤透湿防水シートの貼り込み

そしてアスファルトルーフィングの立ち上げの上から外壁に透湿防水シートを貼りこんでいきます。

透湿防水シートは内側からの湿気を通し、外からの雨水を防ぐ役割があり、外壁の2次防水材です。

神戸市長田区×外壁の張替え　⑥胴縁の設置

次に透湿防水シートの上に、新しい外壁を固定するための下地を胴縁で作り、柱に固定していきます。

これで、外壁の下地が完成いたしました！

次回ブログではいよいよ、表面の屋根材、外壁材の施工をレポートしていきます(*^^*)

神戸市長田区にて外壁・屋根についてのご相談なら『街の屋根やさん神戸店』へ

神戸市長田区でで屋根や外壁の修理やメンテナンス、リフォームのことなら私たちにお任せください！

長田区へはいつでも無料で駆けつけ、正確丁寧なお住まい調査でご希望に沿った解決策をご提案いたします(^^)/

お電話やお問い合わせフォームからいつでもお気軽にご相談ください。

　関連ページ　
「屋根工事のご依頼・ご相談が初めての方へ」はこちら

「屋根工事の種類を詳細解説！費用、業者選びのポイントもご紹介」はこちら

「屋根のメンテナンス・屋根工事・屋根リフォームはなぜ必要?」はこちら