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施工事例
芦屋市　ベランダも防水力が落ちてきます！ベランダ防水リフォームのビフォーアフター

工事のきっかけ

『室外機を交換したいけど、その前にベランダの汚れや劣化が気になるので見てほしい』

このようなお問い合わせをいただき、築20年のベランダのリフォームをおこなうことになりました。

塩ビシート防水のベランダは下地がボロボロになっており、防水機能がなくなってきている状態でした。

今回も塩ビシート防水ですが、防水効果の高い機械的固定工法でリフォームをおこないスッキリと一新させました！

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芦屋市防水工事,陸屋根

ビフォーアフター

工事基本情報

施工内容: 防水工事,陸屋根

施工期間: 4日

使用材料: ビュートップU-20・立上り凄極膜

築年数: 築約20年

保証年数: 7年

ハウスメーカー: ヘーベルハウス（旭化成ホームズ）

芦屋市　経年劣化により傷んだ防水層

こちらが今回リフォームご希望のお問い合わせがあったベランダです。

床に敷いてあったマットをどかしてみると、シートが劣化してボロボロになっていました。

こちらのベランダ床面の防水層は、シート（塩化ビニール）防水タイプです。

シート防水は、防水性のあるシートを敷いて防水処理をしますが、今回のような塩化ビニールであれば耐用年数10～20年、ゴムであれば10～15年といったところです。

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芦屋市にて塩ビシート防水のベランダリフォームをおこないます

それではここから、塩ビシート防水工事（機械的固定工法）の工程をご紹介したいと思います！

芦屋市×ベランダリフォーム　工程①「清掃」

既存のシートを撤去し、下地部分の清掃をおこないます。

こびりついた汚れはコテなどで削り取っておきます。

下地面の凹凸をなくすことで、下地とこれから敷設するシートとの密着性を高めることになります！

芦屋市×ベランダリフォーム　工程②「通気緩衝シートの敷設」

これから通気緩衝シートという通気性を確保するためのシートを敷いていくのですが、まずはシートを仮固定するためにベランダ床面の端部分にボンドを塗っていきます。

通気緩衝シートを敷いていきます。

工程芦屋市×ベランダリフォーム　工程③「UPディスクの取付」

通気緩衝シートを敷き込んだら、「UPディスク」とよばれる塩化ビニール鋼板のディスクを固定していきます。

あらかじめ通気緩衝シートにはこのUPディスクを固定する位置の目印がついています。

このUPディスクが通気緩衝シートを固定し、さらにこれから敷設する塩化ビニールシートの固定位置にもなるんです！

芦屋市×ベランダリフォーム　工程④「塩ビ鋼板の固定」

ベランダ床面の端部分は、水が溜まりやすく表面が劣化しやすい場所です。

つまり雨漏りや漏水の原因になりやすい場所にもなるため、防水性強化のために塩化ビニール鋼板を固定しておきます。

芦屋市×ベランダリフォーム　工程⑤「ジョイント部分の処理」

下地処理の最後に、通気緩衝シートの重なるジョイント部分にテープを貼り、隙間が出来ないよう処理しておきます。

芦屋市×ベランダリフォーム　工程⑥「塩ビシートの敷設」

いよいよ表面の防水層となる塩化ビニールシートの施工です。

こちらのベランダは普段洗濯物を干す場所でもあるため、軽歩行用に少し厚みのある2mmシートを使用します。
（人が立ち入らない屋上などであれば1.5mmシートを使用します）

芦屋市×ベランダリフォーム　工程⑦「溶着材の塗布」

ベランダ床面の端部分やシートのジョイント部分には、液状の溶着材を塗布していきます。

この溶着材はボンドのように貼り付けるだけでなく、塩化ビニールを溶かす効果があるため、塩化ビニールを溶かしながら密着させることが出来ます。

芦屋市×ベランダリフォーム　工程⑧「立上り部分の施工」

次に、立上り部分（ベランダ床面から壁への境目部分）の防水力を強化するための施工をおこないます。

まずは周りにシートをテープで仮固定し養生します。

床面と壁との境目部分は凹凸があるため、シートよりもウレタン防水という液状のウレタン樹脂を塗って防水層を形成する方が効果的です。

今回は柔軟性も耐久性も高い凄極膜（すごまく）というウレタン塗膜防水材を塗布しました。

立上り部分の防水性もバッチリです！

芦屋市×ベランダリフォーム　工程⑨「トップコートの塗布」

仕上げにトップコートを塗布します。

塩化ビニールシートは、ゴムシートよりも紫外線対して高い耐久性を持っていますが、劣化の進行を防ぐために表面にトップコートを塗っておきます！

芦屋市にてベランダリフォーム完了です

トップコートが乾燥し、養生シートなどを撤去して今回のベランダリフォームは完了です！

お住まいのベランダやバルコニー、屋上の床面を普段意識することはほとんどないかもしれませんが、住宅設備は築年数とともに必ず劣化します！

ほぼフラットな造りで水の溜まりやすいベランダなどの防水層も、永遠に防水機能があるわけではないのです。

雨漏りなどが実際に起きないよう、定期的な点検をおこない、次のメンテナンスのタイミングを把握しておく事をオススメいたします。

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