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宝塚市で安心の屋根リフォーム!足場を利用して外壁塗装と波板交換もおこないました
※2023年1月27日 記事更新
「屋根の瓦がずれていると言われた、一度見に来てほしい」
このようなお問い合わせがきっかけで、宝塚市のお客様邸へ無料調査に駆け付けました。ご不安そうな表情のお客様。
実際に屋根に上がらせていただき現状を拝見したところ、屋根半面の瓦が大きくずれており、雨漏りや強風被害が懸念されました。解決策として、屋根半面の葺き替えリフォームをご提案。施工費用や施工方法など、お客様とのお話合いを重ねて施工をおまかせいただくこととなりました。また、屋根リフォームで設置する足場を有効活用し、「外壁の塗装」と「ベランダ屋根の交換」も一緒に施工いたします。
宝塚市 屋根葺き替え,棟瓦取り直し,外壁塗装,屋根材(瓦),屋根補修工事
ビフォーアフター
工事基本情報
- 施工内容
- 屋根葺き替え,棟瓦取り直し,外壁塗装,屋根材(瓦),屋根補修工事
- 施工期間
- 約1か月
- 使用材料
- 屋根 釉薬S瓦・7寸丸 外壁 セラミシリコン 役物塗装NADウレタン
宝塚市 屋根リフォーム!足場を有効活用し外壁と波板交換も【ビフォーアフター】
まずは、屋根リフォーム、外壁塗装、ベランダ屋根交換それぞれのビフォーアフターからご覧ください。
傷みの顕著な
屋根半面のみ葺き替え工事でリフォームしました。また、強風による被害を受けやすい屋根の頂上部分を防災仕様に変更し、以前よりも丈夫な造りに仕上がっています!
屋根リフォームで設置した足場を活用し、傷んだ外壁の塗装が完了です。
メンテナンス時期を合わせることで
足場代を節約することができました!
宝塚市 ベランダ屋根のリフォーム【ビフォーアフター】
宝塚市 屋根リフォーム!足場を有効活用し外壁と波板交換も【施工手順】
次に、屋根リフォームの施工手順をくわしくご紹介します。
また、屋根リフォームの際に設置した足場を活用しての外壁塗装・ベランダ屋根交換の様子もあわせてご覧ください!
まずは、屋根工事の際に欠かせない足場の設置からです。足場の設置費用は、リフォームする建物の規模にもよりますが約15万円~25万円になります。つまり、「屋根リフォーム」
「外壁塗装」「その他、足場を要する
メンテナンス
(雨樋交換やベランダリフォームなど
)
」を別々の時期におこなった場合、その都度、足場費用がかかってしまいます。
そのため、一度組んだ足場は有効活用するのが経済的でおすすめです!たとえば今回の場合、屋根リフォームのために設置する足場を外壁塗装とベランダリフォームに有効活用。これにより、今後かかりうる足場費用を節約することができました。
関連ページ
「一度の足場で二度おいしい屋根・外壁工事」
- 屋根リフォーム(葺き替え、カバー工法、塗装、棟板金工事、漆喰工事など)
- 外壁塗装
- 雨樋工事
- 防水工事
- 軒天の張り替え
- その他、高所作業
宝塚市 屋根リフォームstep2「瓦の解体、撤去」
今回は、屋根の半面のみ葺き替えます。下地材の劣化により、屋根半面の瓦は
ガタガタ
にずれて
不安定な状態です。また、瓦自体も劣化により割れているものもあります。瓦のズレを放置していると起こりうるのが、
雨漏りや災害
時の大きな被害(瓦の落下、飛散、崩壊
)
です。
関連ページ
屋根半面に葺(ふ)
かれている瓦を職人が一枚一枚手作業でめくります。
瓦の下からは大量の土が出てきました。これを「葺き土(ふきど)
」といいます。葺き土は本来、粘土状の素材でその高い粘着性によって重い瓦をその場に留めています。しかし、経年により葺き土が脆くなると粘土質から砂状に変化し、瓦を留めておくことが難しくなるのです。その結果、瓦のズレに発展します。災害による被害を未然に防ぐためにも、不安定になった瓦屋根には早めの対処が必要です。
関連ページ
「屋根リフォームするなら地震に強い屋根にしてみませんか?」
「【最新版】火災保険が適用される屋根工事」
宝塚市 屋根リフォームstep3「葺き土を撤去、清掃」
傷んだ葺き土は砂状なため飛散しやすいです。刷毛と塵取りを使って周囲に配慮しつつ丁寧に清掃します。葺き土を取り除くと屋根の下地が現れました。約
40年
もの間、大量の葺き土と重い屋根瓦がのっていた屋根面。このまま新しい屋根を施工するわけにはいきません。
関連ページ
「屋根の内部の構造ってどうなっているの?」
宝塚市 屋根リフォームstep5「防水シート、桟木の施工」
下地メンテナンス
後、防水シートを屋根全体に敷設します。防水シートは屋根を包み込むように雨水から守ってくれる建材です。万が一、屋根に不具合が生じたとしても、防水シートが適切に施工されていれば雨漏りすることはありません。屋根材と同じくらいにこだわるべき建材が防水シートといえます。そして、防水シートの上に設置する棒状の建材は「桟木(さんぎ)」です。以前は葺き土で瓦を固定していました。しかし、葺き土では屋根の重量が増すことで耐震性への不安を抱えることになります。桟木に瓦をひっかけ釘で固定するのが現在、主流の工法です。 関連ページ
「雨漏りを防止する!屋根の防水紙の重要性とは?」
葺き土を使って瓦を葺く工法のことを「土葺き(つちぶき・どぶき)
工法
」といいます。葺き土の粘着力によって瓦をその場に固定する方法が土葺き工法
です。葺き土は瓦を固定するだけでなく、
屋根の防水材としての役割も担っています。万が一、瓦の隙間から雨水が入り込んだ場合でも葺き土が吸収し
雨水から屋根を守ってくれるのです。しかし、葺き土は「濡れる、乾く、濡れる、乾く
」を何度も繰り返すうちに徐々に脆くなり、本来の
粘着性を失います。
関連ページ
「屋根工事を必要としている方、屋根のことでお悩みの方へ」
また、葺き土を屋根に施工することで屋根の重量がどんと増します。屋根が重くなることで懸念されるのが耐震性の低下です。建物の重心が高くなることで、地震時の揺れが大きくなるからです。土葺き工法の屋根は、葺き土の粘着力のみで瓦を固定するため、葺き土が脆くなると災害による被害を受けやすくなります。そのため、防災対策が注目される現在では屋根に葺き土が採用されることはほとんど無くなりました。
関連ページ
「知ってお得!屋根お役立ち情報」
宝塚市 屋根リフォームstep6「間配り(まくばり)」
屋根に取り付けた桟木に瓦を引っ掛け、さらに釘で打ち込み確実に瓦を屋根に
固定します。桟木に瓦のツメ部分を引っ掛けたら、職人がハンマーで微妙に瓦の角度と
位置を調整しつつ
釘で留め付けます。
今回使用するのは、屋根の半面側と同じ「釉薬瓦(ゆうやくがわら)」
です。釉薬瓦は陶器瓦ともよばれ、表面の光沢が特徴の瓦になります。釉薬瓦の最大のメリットは高い
耐久性です。表面が釉薬でコーティングされているため雨水に強く、排水性にすぐれます。ぴったりと重なり合う瓦は見た目にも美しい
ですね!
宝塚市 屋根リフォームstep8「袖瓦(そでがわら)の取り付け」
屋根面が仕上がったら袖瓦(そでがわら)
の取り付けです。
袖瓦とは、雨樋がついていない側の屋根端に取り付ける瓦のことをいいます。
袖
瓦を微調整しつつ固定
し、ぴったりと納まるよう綺麗に
仕上がりました。
屋根の端部は強風の影響を非常に受けやすい場所です。そのため、
下からの
吹き上げる
上げる力に強いビスを使用し、袖瓦の
耐風性を確保します。
宝塚市 屋根リフォームstep9「強力棟金具を設置、おいあて調整」
屋根面が仕上がったら棟の施工に突入です。今回、棟を防災仕様に変更しての施工になります。それが、「強力棟工法」です。これまでの棟瓦は、主に葺き土の粘着力で留めつけていました。しかし、葺き土は経年より脆くなることで固定力が低下します。強力棟工法を採用することで、屋根下地と棟瓦をほぼ一体化できます。これにより得られるのが高い耐風性です。上写真では「強力棟金具」とよばれる専用の金具を棟に取り付けました。
また、屋根面と屋根面が合わさる棟
には必ず隙間が存在します。
棟の隙間は狭い方が雨水の浸入リスクが低いです。しかし、経年とともに棟の隙間は広くなる傾向にあります。その理由は、周囲の振動や瓦の重さなどによる影響
です。
そして、棟の隙間を可能な限り狭める職人のひと手間のことを「おいあて調整」といいます。棟に隣接する瓦をその場で加工し、棟の隙間ができるだけ小さくなるようにする作業です。もちろん、おいあて調整をした箇所は
上から瓦を設置するため、
施工後はまったく見えなくなります。しかし、見えない箇所まで丁寧・確実に施工することで、屋根の防水性を高めることができるのです。 関連ページ
「早めの棟瓦の修理で自然災害・悪徳業者による不安を完全払拭!」「傷んだ漆喰の詰め直し、棟瓦の取り直しで瓦屋根を健全に保つ」
宝塚市 屋根リフォームstep10「棟下地の取付け」
棟下地となる木材を強力棟金具にビス留めします。このように、強力棟はひとつひとつの部材を確実にビスで固定することで高い耐風性が実現できるのです。そのため、強力棟工法で施工した棟は「防災棟」ともよばれています。
防災棟とは、強力棟工法で施工される棟のことをいいます。
震度7にも耐え
、各地域の基準となる風速にも耐えられることが条件のガイドライン工法により施工される棟が防災棟
です。
屋根リフォームの際には、強風や地震に強い防災棟への仕様変更をおすすめします。
宝塚市 屋根リフォームstep11「なんばん漆喰を施工」
棟下地のサイドに詰めた白い建材は「なんばん漆喰」です。なんばん漆喰は、通常の漆喰に
「防水材」「シリコン」「油脂」などを混ぜ込んだ建材で、素材自体が水を弾くという特徴をもちます。非常に粘着力が高いうえ雨水に強いため、現代の
瓦屋根修理には欠かせない素材です!
宝塚市 屋根リフォームstep12「棟瓦をビス固定」
なんばん漆喰の上から仕上げとなる半円状の丸瓦を固定します。なんばん漆喰だけでも固定することはできますが、さらに固定力を高めるため、瓦の真上からビスを打ち込み確実に固定します。使用するのはパッキン付きのステンレスビスです。ビス頭付近にゴムパッキンが付いているため、瓦に打ち込むことでゴムが潰れ、ビス穴をぴったりと塞ぐことができます。 関連ページ 「頼んでもない工事をされた?相場以上の金額を請求された?街の屋根やさんの安心宣言!」
宝塚市 屋根リフォームstep13「外壁の高圧洗浄」
次に、屋根リフォームで設置した足場を利用して外壁の塗装リフォームに入ります!まずは、外壁に付着した汚れを落とす高圧洗浄からで
す。外壁はもちろん、
他の箇所にも汚れや苔などが
付着していればちょっとしたサービスで取り除かせていただきます!
高圧洗浄をするとどうしても汚れが周囲に飛散し付着しがちです。施工後はそれらの汚れも丁寧にお拭き取りいたしますのでご安心くださいね。
宝塚市 屋根リフォームstep14「養生(ようじょう)」
塗装しない部分はビニールで丁寧に養生します。
養生は仕上がりに大きく影響するため、手間がかかってもきっちり丁寧におこなうことが大切です!
まずは下塗りからです。下塗り材として使用するのは「微弾性フィラー」とよばれる塗料で、外壁に生じた小さなクラックを埋めつつ塗膜に弾性を与えます。塗装後のひび割れを防ぎ、塗膜を長持ちさせるためにも下塗りは欠かせません。
宝塚市 屋根リフォームstep16「外壁上塗り1回目」
いよいよ塗料を塗りこみます。大小さまざまなローラーをうまく使い分けながら、細かい箇所も丁寧に塗り込みます。通常、塗装は「下塗り⇒上塗り1回目(中塗りともいう
)
⇒上塗り2回目」の流れでおこなわれます。上写真は1回目の塗布の様子です。
宝塚市 屋根リフォームstep17「外壁上塗り2回目」
1回目の塗布後、一定の乾燥時間が経過したら
2回目の塗布に入ります。上塗り2回目ですね。十分に乾燥しないまま2回目の塗布をすると、仕上がりや耐久性に影響を与えてしまいます。そのため、必ず塗料ごとに決められた
乾燥時間を確保し施工を進めます。
十分に乾燥させたら外壁リフォームの完了です!
宝塚市 屋根リフォームstep18「鉄部のケレン作業」
次に、鉄部の塗装です。鉄部を塗装する際は事前に「ケレン」とよばれる工程を入れます。
サンドペーパーを使って塗装
面の錆びや汚れを取り除き、施工
面を整えるのです。場合によっては「目荒らし」といって、塗料がしっかりと食いつくようにわざと細かい傷をつけることもあります。ケレン後は乾いた刷毛を使い、表面に生じた粉塵を丁寧に取り除きます。
宝塚市 屋根リフォームstep19「さび止めの塗布」
次に、錆び止めを塗布します。小さめの刷毛を使ってくまなく塗料を塗りこみます。錆止めを塗布することで
水分や酸素を遮断し、
鉄部の腐食を防ぐことができます。
宝塚市 屋根リフォームstep20「鉄部上塗1回目」
鉄部の上塗り1回目です。ローラーと刷毛を交互に使い分け、塗り残しのないようくまなく塗料を塗りこみます。
宝塚市 屋根リフォームstep21「鉄部上塗2回目」
2回目の上塗りです。1回目と違い塗布した場所が分かりにくいため、塗り残しのないよう慎重に作業を進めます。
複雑な形状の塗装面も、
均一な厚みでムラのない塗膜に
仕上がりました!鉄部の塗装リフォームが完了です。
宝塚市 屋根リフォームstep22「ベランダ屋根の交換」
黄ばんでいたベランダの波板屋根も張り替えリフォームしました。透明のポリカーボネート波板です。
ポリカーボネートは「強化プラスチック」ともよばれる素材で、高い耐衝撃性を誇ります。傷んだ波板屋根は見栄えが悪いだけでなく、強風による破損・飛散の
可能性も抱えています。これで、屋根リフォーム・外壁塗装・ベランダ屋根の張り替え、すべてが完了しました!
早目のメンテナンスは、起こりうるトラブルを未然に防ぐことにつながります。とはいえ、おすまいを健全に保つにはプロによる定期的な点検が必要です。
施工後も、定期的にお伺いして無料でおすまいを点検させていただきます。点検日以外でもお困りごとやご不安なことがあればいつでも無料で駆け付けますので、お気軽にご相談くださいね!施工が終わってからがお客様との末永い
お付き合いの始まりです! 関連ページ 「屋根葺き替えと屋根カバー工法 どちらを選ぶのが正解?」「屋根工事が終わった後も充実の長期保証があるので安心です」
宝塚市で屋根リフォームなら「街の屋根やさん神戸店」!
最初の担当者が施工開始から施工完了まで責任をもってご対応いたします!
お客様からのご質問で多いのが「最後までちゃんと来てくれるの?」ということです。無料調査では営業担当者、工事日は
現場監督者、その後は職人。施工の度に人がコロコロと変わる。これでは、お客様も安心してお過ごしいただくことができません。弊社では、最初に窓口となった者がリフォーム中、リフォーム後まで責任をもってお伺いいたします!施工中でもご不安なことやご希望があればいつでもご相談ください。今回ご紹介したリフォーム事例では7年先まで定期的に無料でお伺いし、お住まいの健康診断をさせていただきます! 関連ページ 「台風被害に遭う前に屋根とお住まいの対策をしておきましょう」
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