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施工事例
神戸市長田区屋根カバー工法・外壁塗装工事の施工事例をご紹介

工事のきっかけ

※2021年11月12日更新

新しい金属屋根材をかぶせる屋根カバー工法と外壁塗装工事についてご検討中というお問い合わせをいただきました。

神戸市長田区屋根カバー工事,外壁塗装

ビフォーアフター

工事基本情報

施工内容: 屋根カバー工事,外壁塗装

施工期間: 約1カ月

使用材料: カバー工事：アイジー工業『スーパーガルテクト』塗装工事　外壁：コスモシリコン　鉄部・雨樋：カンペ1液MレタンHG　木部：キシラデコール

築年数: 約20年

保証年数: 屋根カバー工事7年　外壁塗装工事5年

工事費用: 260万

建坪: 約55坪

神戸市長田区にて屋根カバー工法にメンテナンス工事をおこないました

神戸市長田区にて、屋根カバー工法によるメンテナンス工事と外壁塗装工事をご契約いただいた現場の施工をご紹介いたします！

屋根カバー工法とは？

屋根カバー工法とは、既存の屋根材の上に防水シートを敷いて新しい屋根材をかぶせていく工事です。

既存の屋根材を撤去せずにほぼ残すことになるため、ほとんど廃材処理がかかりません。

瓦屋根などの場合は、重量の問題もあり新しい屋根材を上からかぶせる屋根カバー工法は向いていないのですが、今回のお住まいは比較的軽い化粧スレート屋根でした。

そのため、既存のスレート屋根の上に軽い板金屋根を施工する工法が適切と判断いたしました。

今回の工事に使った屋根材は、アイジー工業の『スーパーガルテクト』という断熱材入りの屋根材です。

　関連ページ　
「現在の屋根を新しい屋根で覆う、二重屋根になるのが屋根カバー工法」はこちら

劣化により色褪せて防水機能が落ちたスレート屋根

既存の屋根の状態です。

化粧スレートで葺かれた屋根は色あせ、本来持っていた防水機能を失っている状態です。

また換気棟という屋根の裏に溜まりやすい湿気を外に逃がす棟が取り付けられていました。

　関連ページ　
「スレート屋根のチェックポイントとメンテナンス方法」はこちら

「夏は涼しく、冬は結露を防ぐ! 快適生活をサポートする換気棟」はこちら

神戸市長田区×屋根カバー工法　①ルーフィングの敷設

片面粘着のルーフィング、いわゆる防水シートです。

これを屋根一面に敷きこんでいきます。

軒先から順番に10cmずつ上に重ね、
敷きこんでいきます。

シートの裏側は粘着テープのようになっており、既存の屋根の上に張り付けていくようにして敷設します。

　関連ページ　
「雨漏りを防止する屋根の防水シートの重要性」はこちら

神戸市長田区×屋根カバー工法　②既存棟の撤去

既存の棟は撤去してしまいます。

棟下地の貫板ごと取り外します。

そして、屋根面すべてを防水シートで覆います。

神戸市長田区×屋根カバー工法　③水切り板金の施工

屋根の横面(ケラバ)には専用の水切り材を
施工します。

水切り板金のジョイントは、勾配が上の方の板金を下の板金の内側に入れ込んでいきます。

雨が降ればここも水が通っていくのですが、逆にはめ込んでいると、板金の下に水が入り込んでしまうのです。

軒先にも専用の板金を取り付けていきます。

スーパーガルテクトは横向きに長い板金屋根材で、上下にひっかけるための爪のような形をしています。

先ほどの爪の部分を軒先の板金の爪にひっかけて固定をします！

そして上の爪の奥をビス打ちし固定をしていきます！

屋根材の端の部分は先ほどのケラバの板金に差し込んで固定を行うため、しっかりと固定されます。

この屋根材は、ガルバリウム鋼板という板金製です。

亜鉛とアルミとシリコンのメッキ加工が施されており、丈夫で耐久力が高い屋根材です。

　関連ページ　
「屋根材や外壁材の素材であるガルバリウム鋼板とは?」はこちら

神戸市長田区×屋根カバー工法　④スーパーガルテクト葺き

屋根面全体にスーパーガルテクトを葺きました。

スッキリとした外観に出来、意匠性も兼ね備えたこのスーパーガルテクトは、近年屋根リフォーム業界の中でももっとも評価の高い屋根材です！

　関連ページ　
「進化したガルバリウムでより強い屋根材へ　スーパーガルテクト」はこちら

神戸市長田区×屋根カバー工法　⑤換気塔の設置

新しく取りつける棟も換気棟を用います！

防水シートに穴をあけ、専用の金具を取り付けます。

先ほどの金具の横に貫を施工し、換気棟の下地とします。

立上りのついた板金を被せ、

換気棟を上から被せます。

上からの水の浸入を防ぎ、下からの湿気は排出できる構造になっています。

神戸市長田区×屋根カバー工法　⑥雨仕舞の施工

壁際の取り合いも雨仕舞を行います！

防水シートも立ち上げて施工しており、このように貫板を壁際に沿わせて施工し、

上から板金を取り付けてます。

板金のと壁の接続部にはコーキングでふさぎ雨仕舞を行います。

神戸市長田区にて屋根カバー工法によるメンテナンス工事完了

屋根カバー工法によるメンテナンス工事、『スーパーガルテクト葺き』の完成です！！

今回のような大屋根、下屋根ともかなり大きいお住まいの場合、全体の屋根を交換する葺き替え工事となると廃材処理でかなりの費用がかかってしまいます。

その点、廃材処理費がかからない屋根カバー工法は、かなりのコストカットが出来るため非常におすすめです！