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神戸市兵庫区雨樋トラブルでお隣に被害？工事前の無料点検

※2021年11月18日更新

こんにちは！街の屋根やさん神戸店です。

神戸市兵庫区で雨樋工事・修理業者をお探しでしょうか？

「雨樋から水が溢れて困っている…」

「雨樋が外れそう…工事と言うには大げさな気がするけどどこに相談したらいい？」

普段はあまり気に留めない雨樋ですが、外壁やお住まいの基礎を雨水によるダメージから守るという重要な役割を担っているたいせつな設備です。

今回の現場ブログでは、神戸市兵庫区でおこなった雨樋工事前の点検をおこなった現場ご紹介していきたいと思います！

雨樋の役割とは？

雨樋の役割といえば、降ってきた雨水を地上や下水へと排水させることです。

『傾斜のついた屋根があるのだから、雨樋がなくてもいいんじゃないの？』とも思いがちですが、雨樋がないと実はお住まいが大変なことになってしまいます。

たとえば、屋根を伝ってそのまま雨水が落ちれば、地上に落ちた雨水で泥水がはねて外壁や隣家を汚して傷みを早めてしまいます。

雨水が常に屋根から外壁、軒などを伝うことになるので、汚れが目立って外観が悪くなるだけでなく、カビや腐食が早まり余計な修理が必要になってしまうのです。

雨水のルートを確保してくれる雨樋がなければ、「外観の汚れ」のみならず、お住まいの腐食・雨漏りに発展してしまうことになるのです。

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神戸市兵庫区で雨樋の点検をおこないました

神戸市兵庫区にお住まいの方から、『雨樋から雨水がジャバジャバ落ち、お隣の外壁へかかってしまっている』というお問い合わせがあり、まずはお住まいへ伺い無料調査をおこないました。

神戸市兵庫区で雨樋工事前の点検　①ヒアリング

到着後にヒアリングをさせていただいたところ、問題の雨樋は家屋裏手のバルコニー上に設置された雨樋でした。

問題の雨樋をまずは下から確認し、点検いたしました。

家主様は家屋正面の雨樋にはこれといって異常は感じていないとのことで、点検してみたところこちらは問題なさそうです。

神戸市兵庫区で雨樋工事前の点検　②雨樋調査

家屋裏手のベランダの上部分が、お隣に水がかかってしまっている場所だということで、お住まいに上がらせていただき、ベランダに入らせていただきました。

波板で囲まれたベランダです。

波板に透けている雨樋の勾配がおかしいため、この部分に問題がありそうだと感じました。

身を乗り出して覗き込んでみると、雨樋の集水器の角度が歪んでいることに気が付きました。

集水器下の竪樋は固定されておらず、そもそも集水器のひっかけだけで施工されていたようです。

神戸市兵庫区で雨樋工事前の点検　③集水器調査

手を伸ばし写真を撮影したところ、軒樋から外れた集水器が落ちてしまっていました。

集水器は軒樋が差し込まれた場所に爪があり、その爪で軒樋に引っかかってなんとか止まっているような状態です。

これでは固定力が弱いため、本来は集水器から下に出ている竪樋をつかみ金物で固定して、下から支えてあげなければいけません。

点検したところ、竪樋が固定されておらず、集水器の爪が取れてしまっている状態でした。

お隣へ水がバシャバシャとかかってしまう原因は、施工時の集水器取付けが甘く、経年によって緩んではずれてしまっていたことでした。

雨水を適切なルートで排出するために、雨樋の固定と集水器の適正な取付けをおこなう必要があります。

雨樋は、経年劣化により固定しているビスが緩んだり、樋そのものにヒビや割れが生じることもあります。

雨樋の一般的な寿命は約20年ですが、割れや今回のようなはずれなどに気づいたら早めに点検と補修をおこない、外壁や屋根まわりに余計な傷みが発生しないようにしておくことが大切です。

雨樋点検について家主様に状態を報告し、雨樋修理のお見積りをお持ちし、ご検討いただく運びとなりました。

今回の雨樋工事前点検は以上となります！