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神戸市北区 防水工事!ベランダにウレタン防水を施工いたします【前編】
こんにちは!街の屋根やさん神戸店です。
雨漏りときくと、屋根を真っ先に思い浮かべる方が多いのではないでしょうか?
しかし、屋根以外にも雨漏りの原因となりやすいのが「外壁」「窓サッシ」そして、「ベランダ」「屋上」などの陸屋根(ろくやね・りくやね)です。
ベランダや屋上の床面には「防水層」という水の浸入を防ぐための防水施工がなされていますが、傾斜がほとんど無い構造のため、どうしても雨水が溜まりやすく雨漏りリスクが高くなります。
しかし、「防水層の定期的なメンテナンス」でベランダや屋上の雨漏りリスクを抑えることが可能です。
先日、神戸市北区にお住いのお客様から、
「雨のたびにベランダが雨漏りして困っている…」
というご相談をいただき無料雨漏り調査に駆けつけました。
調査の結果、ベランダの防水層(雨漏り防止のための塗装)にかなりの劣化が見られ、防水リフォームの必要がありました。
そこで、軽量で建物への負担が少なく複雑な形状のベランダ床面にも対応可能、さらに、継ぎ目のない完全な防水層が形成できる「ウレタン防水工事(通気工法)」をご提案し、工事をおまかせいただくこととなりました。
今回は、兵庫県神戸市北区のご邸宅にておこなった「ベランダ防水工事(通気工法によるウレタン防水工事)」の様子をくわしくご紹介いたします!
雨漏りの心配のないお住まいへしっかりと丁寧に防水リフォーム工事をさせていただきます!
ベランダ防水工事 ビフォーアフター
まずは、兵庫県神戸市北区にておこなったベランダ防水工事のビフォーアフターをご覧ください。
雨漏りの原因となったベランダの床面(防水層)です。
経年劣化が進んで色あせ・ひび割れが目立っています。
ベランダ防水工事の完了後です。
しっかりとした均等な厚みで施工された防水層は、雨水の浸入を防止してくれます。
防水工事とは?
防水工事とは、コンクリート建造物の雨水に晒される部分に防水層を形成する施工を行うことです。
主に、陸屋根である屋上・ベランダ・バルコニーなどからの漏水を防ぐための工事のことをいいます。
防水層の傷みは雨漏りに繋がるため定期的な点検・メンテナンスが必要です。
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ベランダ防水工事における2つの工法とは?
ベランダ防水工事には「密着工法」と「通気工法(絶縁工法)」の2つがあります。
ベランダ防水工事における工法①「密着工法」
ベランダ防水工事における密着工法とは、雨水の浸入を防ぐための防水層を下地に密着させて施工する工事方法をいいます。
メリット
・下地にそのまま防水層を形成できるため、工事期間が比較的短く済ませることが可能
・「通気工法(絶縁工法)」と比べ安価で工事を済ませられる
デメリット
・下地に含まれている水分の影響を受けやすいため、ひび割れ・膨張が現れやすい
・定期的な点検・メンテナンスが必要
ベランダ防水工事における工法②「通気工法(絶縁工法)」
防水工事における通気工法(絶縁工法)とは、防水層を下地に密着させず空間(空気層)を設けて”浮かす”工法です。
空間を設けるために通気緩衝シートを下地に設置し、その上に防水層を形成します。
・防水層が下地に密着していないため、下地に含まれている水分の影響をほとんど受けずに長持ちする
・維持管理費用を抑えることが可能
デメリット
・密着工法と比べて工事費用が若干上がる
・床面に空気層を設けているため、たくさんの人が行き来したり重い荷物を置くような環境にはあまり向かない
複雑な形状のベランダに最適「ウレタン防水工事」とは?
ウレタン防水(ウレタンゴム塗膜防水)とは、ウレタン樹脂を塗布することで弾力のある防水膜を形成する防水工事のことです。
液状のウレタン樹脂を塗りつけていく施工方法のため、複雑な形状の床面でも継ぎ目のない完全な防水膜を形成することが可能です。
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ベランダのウレタン防水工事 施工手順
それでは、兵庫県神戸市北区にておこなった「ベランダの防水工事」の模様をくわしくご紹介いたします。
ベランダのウレタン防水工事 手順①「ケレン~既存防水層の除去~」
ウレタン防水工事における最初の工程「ケレン」(下地調整作業)を行います。
カッターやヘラを使用し、雨漏りの原因となったベランダ床面の古い防水層を剥がし除去していくという作業です。
雨漏りが起こったベランダ床面の古い防水層はかなり劣化が進んでおり、あちこちに剥がれが起きて防水塗膜が浮いている状態でした。
既存の古い防水層をケレンにより除去してから、ウレタン防水塗料を流し込み新しい防水層を形成していきます。
ケレンとは?
ケレンとは、塗料を塗りなおしする際に既存の古い塗料を除去する作業のことです。
既存の劣化した塗料(剥がれかかったりキズがついている状態)や錆びを除去する下地調整のための作業で、防水工事におけるケレンは防水層の仕上がりと耐久性に影響を与える非常に重要な工程となります。
劣化した部分の防水層を除去せずに新しい防水層を形成した場合、古い防水層の劣化部から再度剥がれを起こして水が入り込むことがあります。
また、新しく塗った防水層が膨らんで浮いてしまったり剥がれやすくもなるため、防水工事では防水層の形成前にしっかりとケレン作業を行い、既存の防水層の劣化部を除去する必要があります。
ベランダのウレタン防水工事 手順➁「ケレン~清掃~」
ケレンで発生したベランダ床面上のゴミ・汚れをハケで綺麗に掃除し除去していきます。
ケレン後の清掃を丁寧に行うことでこの後に設置する建材がしっかりと密着してくれます。
ベランダのウレタン防水工事 手順③「ケレン~下地補修~」
ベランダ床面の下地にクラック(ひび割れ)が入っている部分はコーキング材で補修を行います。
このように、ケレンは非常に手間のかかる作業ですが仕上がりとその後の耐久性向上のための大変重要な工程となります。
コーキング材とは?
コーキング材とは、防水性・気密性を向上させるために施工される建築材料です。
シーリング材ともよばれています。
一見簡単そうに見えるコーキング施工ですが、正しい方法で見た目も美しく仕上げるには豊富な経験と確かな技術力が必要です。
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ベランダのウレタン防水工事 手順④「ケレン~完了~」
ケレンが完了いたしました。
ベランダ床面に施工されていた防水層の除去と、下地にできたクラック補修をおこないました。
床表面の凹凸が無くなったことにより、後ほど設置する通気緩衝シート(下地と防水層の空間を設けるための建材)がしっかりと密着してくれます。
ベランダのウレタン防水工事 手順⑤「外壁のコーキング~清掃~」
ベランダまわりのモルタル外壁のクラックをコーキング材で埋めて補修していきます。
まずは、クラックをしっかりと掃除しコーキング材を充填する準備をします。
コーキング補修を行うことで、クラック部位の塗膜の厚みが増して防水層の耐久性を高めることができます。
ベランダのウレタン防水工事 手順⑥「外壁のコーキング~充填~」
ベランダ床面にできたクラックの割れ目にしっかりとコーキング材を塗りこむように充填していきます。
粘着性が高くしっかり隙間を密閉してくれるのがコーキング材の役目です。
防水工事前のクラック補修作業を怠った場合、いくら上から綺麗に防水塗料を塗っても雨漏りに発展しやすくなってしまいます。
ベランダのウレタン防水工事 手順⑦「下地のコーキング~充填~」
ベランダ床面・平場(平らな面)に元々ある溝をコーキング材で埋めていきます。
溝を埋めて凹凸を無くすことで、このあと上から設置する通気緩衝シートとの密着性を高めていきます。
ベランダのウレタン防水工事 手順⑧「下地のコーキング~完了~」
コーキング施工により、ベランダ床面の溝がきれいに埋まってフラットな状態となりました。
これで新しいベランダ防水層を形成するための下地準備が整いました。
ベランダのウレタン防水工事 手順⑨「ウレタンプライマー~準備~」
ウレタン防水工事に使用するプライマーは「ウレタンプライマー」とよばれています。
「プライマー」はベランダ・屋上などの防水工事や建築現場などで使用される下塗り塗料で、主に接着性を高めることを目的としています。
ウレタン防水工事専用のプライマーを容器から出しベランダ床面に塗布する準備をしていきます。
ウレタンプライマーは非常に密着性の高い建材です。
ベランダのウレタン防水工事 手順⑩「ウレタンプライマー~塗布~」
ベランダ床面にウレタンプライマーを塗布していきます。
このようにプライマーを塗布することで、ベランダ床面(下地)の穴を塞いで密着性を高め、ウレタン防水施工後の「防水層の膨れ」を防ぐことができます。
ベランダのウレタン防水工事 手順⑪「通気緩衝シート~準備~」
プライマー塗布後のベランダ床面に防水塗料を流し込んでいく前に、通気性能をもつ「通気緩衝シート」を準備していきます。
通気緩衝シートを設置することにより、上部からの雨水をシャットアウトし、さらに、「防水層の膨れ」の原因となるベランダ床面からの湿気を逃がすことができます。
通気緩衝シートには、下地(ベランダ床面)と強力に接着させるための特殊な「アスファルト系粘着層」が施してあります。
通気緩衝シートの粘着性のない部分が「通気層(ベランダ床面と防水層の空間)」となり、そこから溜まった湿気を逃すことでベランダ防水層の膨れを防止するという仕組みです。
ベランダのウレタン防水工事 手順⑫「通気緩衝シート~設置~」
シワや空気が張り込まないように慎重に通気緩衝シートをベランダ床面に設置します。
その際、通気緩衝シート同士を重ね合わせることによりシートを一体化させて防水機能を高めていきます。
ベランダのウレタン防水工事 手順⑬「通気緩衝シート~ジョイントテープ貼付~」
通気緩衝シートの重なり部分にはジョイントテープを貼りつけていきます。
重なり部分は水が浸入しやすい箇所のため、継ぎ目のないよう慎重に丁寧にジョイントテープを貼付していきます。
ベランダのウレタン防水工事 手順⑭「通気緩衝シート~メッシュ留め~」
ベランダ防水層の端となる部位にウレタン防水塗料の密着をよくするための「補強メッシュシート」を施工します。
補強メッシュシートは「衝撃による防水層のひび割れ防止」「防水層の厚みの確保」のために必要な建築材料です。
ベランダ床面の「立ち上がり(ベランダ床面に対して垂直になっている部位)」にも補強メッシュシートを貼っていきます。
このように、しっかりとメッシュ留めすることで地震や衝撃に対しての耐久性を高めることができます。
ベランダのウレタン防水工事 手順⑮「通気緩衝シート~完了~」
通気緩衝シートの設置が完了いたしました。
浸水リスクの高い通気緩衝シート同士のつなぎ目もしっかりと丁寧に雨仕舞(あまじまい)させていただきました。
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兵庫県神戸市北区でベランダ防水工事なら街の屋根やさん神戸店
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ベランダ・屋上などの陸屋根はほとんど傾斜が無く、通常の強傾斜の屋根とは違って「水が溜まりやすい」つくりになっています。
そのため、どうしても雨漏りリスクが高くなります。
雨漏りトラブルを避けるためには「防水層の定期的なメンテナンス」が必要不可欠です。
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