室内天井に雨染みが出来、弊社に
無料雨漏り原因調査のお問い合わせをいただいた事でした。
調査したところ、こちらの屋根は勾配が2段階ある屋根で、上方がカラーベスト屋根、下方が瓦棒
瓦棒(金属
)
屋根が劣化して錆びて出来た穴や板金の浮き
と考えられました。
ガルバリウム鋼板でカバーする屋根カバー工事をおこなわせていただきました。
それではここから、施工完了点検の模様をご紹介させていただきます(*^^*)
上写真は、屋根カバー工事完了後の屋根です。
勾配が2段に分かれている屋根で、どちらも同じ屋根材のように見えるかと思いますが、実は異なる施工法を採用しています。
棟から軒先にかけまして、既存屋根材がカラーベストだった部分には、ガルバリウム鋼板製の立平(たてひら)という屋根材で屋根カバー工事をさせていただきました。
そして軒の1段下がった部分、既存の屋根材が瓦棒屋根だった箇所にはガルバリウム鋼板で屋根カバー工事をさせていただきました。
関連ページ
「瓦・スレート・金属 あなたの屋根はどのタイプ?」はこちら
なぜ同じ家の屋根で、既存の屋根は2種類の施工法が施されていたのでしょうか?
その答えは、既存屋根の屋根勾配に理由があります。
カラーベストは、使用する屋根材が3寸以上なければ採用できないからです。※一方、板金屋根の方は、0.5寸以上あれば施工可能なのです。
つまり、空から降る雨水が自然に軒先に流れる為に必要な勾配なのです。
※特殊ルーフィングを使用した場合は2.5寸でもOKです。
関連ページ
「屋根リフォームの際に注意したい屋根勾配のお話」はこちら
は、どちらもガルバリウム鋼板を使用していますので心配ありません(*^^*)
ガルバリウム鋼板とは、鉄板を基盤にアルミ、亜鉛、シリコンの合金をメッキして造られる鋼板
です。
なかなか酸化しにくい、つまりサビが出にくいという屋根材として大きなメリットのある素材で、近年定番化しリーズナブルにもなっている人気屋根材です。
雨水が浸入しないように、ガルバリウム鋼板を巻き込むように固定して
丁寧に施工させていただきました(*^^*)
エアコン室外機の固定
についても、屋根に降ってきた
雨水の流れを遮断しないように、丁寧に施工しております。
屋根材のジョイント部分にリンギ材を置き、固定させていただきました。街の屋根やさんご紹介
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