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施工事例
神戸市東灘区　屋根カバー工事とは？施工事例をご紹介！

工事のきっかけ

※2021年8月2日更新

築３０年の三階建て住宅。

屋根裏部屋から雨漏りが発生しており、屋根リフォームををご検討中とのご相談がありました。

弊社の雨漏り診断のプロが屋根調査を行った結果、屋根部分からの雨水浸入が確認できました。

雨水の浸入を防ぐため、既存の屋根の上に頑丈で軽量な屋根を被せる屋根カバー工事を提案させていただきました。

神戸市東灘区屋根カバー工事

ビフォーアフター

工事基本情報

施工内容: 屋根カバー工事

施工期間: 5日

使用材料: 板金：JFE鋼板株式会社極みmax　立平333(津熊鋼建株式会社)

築年数: 30年

保証年数: 7年

工事費用: 約90万

建坪: 約20坪

屋根カバー工事とは？

屋根カバー工事とは、既存の屋根を残したままその上に新しい屋根材をかぶせて屋根を復活させる工法です。

屋根を重ねて葺くので、『重ね葺き』ともよばれます。

屋根カバー工事のメリット①　工事費用を節約できる

通常は劣化した既存の屋根材を剥がして解体し、撤去するためその分の解体工事費が発生します。

しかし屋根カバー工事の場合、既存の屋根はそのまま残すので解体工事費はほぼ不要です。

また、解体後に発生する廃材処理費も節約できる嬉しいメリットがあります。

屋根カバー工事のメリット②　工期が短い

屋根カバー工事は、屋根材を交換する葺き替え工事や塗るたびに乾燥させる時間が必要な塗装工事よりも短い工期で済みます。

工期を短く済ませられるということは、その分屋根工事中の少し不便な環境での生活期間が少なくなりますし、何より人件費も節約できます。

屋根カバー工事のメリット③　環境に優しい

近年は特に私たち一人ひとりの環境への取り組みが重要とされています。

屋根カバー工事は前述のように廃材がかなり少なく済む工法です。

廃材処理の必要もなく、またそれを運搬するための車を使う回数も減らせるので二酸化炭素排出量の削減にも繋がります。

屋根カバー工事が出来ない屋根もあります

嬉しいメリットの多い屋根カバー工事ですが、すべての屋根に対応出来るわけではありません。

今回のようなスレート屋根や金属屋根などフラットなタイプの屋根材には可能ですが、瓦屋根の上に新しい屋根材をかぶせることは出来ません。

また、屋根下地の劣化がかなり進行している場合は下地の補修や交換が必要となるため、既存の屋根材を１度剥がす必要があります。

そのため、既存の屋根材を撤去して新しく葺き直す葺き直し工事の方がオトクなケースもあるのです。

街の屋根やさん神戸店では、屋根職人による入念な調査をしてから、屋根カバー工事ができるかどうかを判断しています。

屋根カバー工事をご希望の場合でも、屋根の状態によっては他の工事をご提案する場合もございますので、ご了承下さい。

神戸市東灘区で屋根カバー工事をおこないました

外側へ２段階の勾配がつくギャンブレル屋根でおさめています。

ギャンブレル屋根とは、屋根面の途中で勾配が変わり折れ曲がるような形の屋根をさします。

勾配を２段階にすることで、水はけがよくなり、雨漏りのリスクを防げます。

新しい屋根材はガルバリウム鋼板製です。

ガルバリウム鋼板とは、鉄板にアルミと亜鉛とシリコンの合金をめっきしたものです。

本来錆びやすい鉄板にアルミや亜鉛でめっきすることで、酸化しにくく、錆びにくくなり、耐用年数が長くなります。

関連ページ
「ガルバリウム鋼板とは?特徴とメリットを徹底解説」はこちら

屋根勾配の取り合いは雨押え、水切りと施工されています。