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神戸市中央区で雨漏り点検！雨漏りを解決する修理方法とは

※2021年11月24日更新

こんにちは！街の屋根やさん神戸店です。

本日は、神戸市中央区にて折板屋根の雨漏り点検をした様子と雨押え板金カバー工事の現場をご紹介いたします！

室内の壁に大きな雨染みが出来、大変ご不安な様子でお問い合わせいただきました。

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折板屋根とは？

折板（せっぱん）屋根とは、規則的に蛇腹状に折り曲げるようにして加工した鋼板を使用した屋根のことです。

台形が規則的に連なってるような形状が特徴ですね。

耐久性が高く、しかも軽量であるため、工場や倉庫、体育館、駐輪場などの屋根にもよく使用されています。

通常、屋根には野地板や防水シートなどの下地材を敷設してから表面の屋根材を葺くのですが、折板屋根の場合はそうした下地材は使用せず、直接躯体の上にボルトで固定します。

ひと昔前は折板屋根といえばトタン板が使用されていましたが、現在はより耐久性の高いガルバリウム鋼板やステンレスが使用されることが多くなりました。

折板屋根は頑丈な鋼板を使用していますが、経年劣化により錆びが発生したり、紫外線による劣化でボルトの固定力が弱まり、屋根材が剥がれたり雨漏りが発生することがあります。

そのため定期的な雨漏り点検と、劣化の状況によっては塗装やカバー工事、葺き替えなどのメンテナンスが必要になります。

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「折板屋根について」はこちら

神戸市中央区で雨漏り点検をおこないました

今回雨漏りについてご相談があり、まずは雨漏り点検のため神戸市中央区のお住まいへ向かいました。

雨漏り箇所にご案内いただいたところ、室内壁に大きな雨染みが出来ていました。

神戸市中央区×雨漏り点検　①屋根と外壁の取り合い部分

雨染みが出来ていた壁の真上は、折板屋根と外壁のちょうど取り合い部分でした。

折板屋根はガルバリウム鋼板製です。

外壁との取り合い部分には防水性を高めるための雨押え板金が設置されており、隙間を埋めるコーキング材の経年劣化が進んでいました。

ガルバリウム鋼板とは？

ガルバリウム鋼板とは、鉄板にアルミニウムと亜鉛とシリコンの合金をめっきしたものです。

錆びやすい鉄を錆びにくいアルミや亜鉛でめっきすることで、空気に直接触れることがなくなるため、酸化しにくく、錆びにくくなります。

トタン板に代わり、ガルバリウム鋼板は耐用年数の長い屋根材として近年重宝されています。

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「屋根材や外壁材の素材であるガルバリウム鋼板とは?」はこちら

神戸市中央区×雨漏り点検　②雨押え板金

雨押え板金とを固定しているボルトまわりです。

こういった金属屋根のボルトまわりには、雨水の浸入を防ぐためにコーキングが施工されますが、ボルトまわりやその下の隙間を埋めるコーキングが経年劣化によりヒビが入ったり剥がれたりしていました。

こういった隙間は雨水の浸入口となり、雨漏りの原因となりえます。

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「金属屋根のチェックポイントとメンテナンス方法」はこちら

神戸市中央区×雨漏り点検　③散水試験

私たち街の屋根やさん神戸店では、こういった雨漏り点検の際にはこのように実際に水をかけて、雨漏りの原因箇所の確実な特定をおこないます。

今回のようにホースで水をかけたり、スポイトで水が染みるかなどの調査をおこない、原因の特定と雨漏り解決のための修理方法を診断し、ムダな工事を省いて適切な雨漏り修理をおこなうのです。

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「確実な雨漏り箇所の特定のための散水検査」はこちら

隙間があり、水の浸入口となっていた部分を一旦雨漏り応急処置としてテープで養生いたしました。

神戸市中央区にて雨漏り修理をおこないました

今回の雨漏りの原因は雨押え板金まわりの経年劣化したコーキングの隙間でした。

雨漏りを解決するため、既存の雨押え板金を撤去してまわりの空隙をなくす補修のためコーキング材を充填しなおし、新しいガルバリウム鋼板製の雨押え板金を設置しなおす工事をおこなうことになりました。

神戸市中央区×雨漏り修理　①雨押え板金の撤去

まずは、既存の雨押え板金を撤去いたします。

雨押え板金の下に設置されていた劣化した防水スポンジもすべて撤去します。

神戸市中央区×雨漏り修理　②清掃

折板屋根は、こちらのように勾配がほとんどない屋根に用いられることが多く、降雨時は雨水が滞留しやすいです。

雨水が滞留するということはその分、通常の屋根よりもゴミや粉塵も溜まりやすくなります。

刷毛などを使ってこういった砂や粉塵を除去していきます。

砂や粉塵を清掃すると、奥に充填されたコーキング材が見えてきました。

このコーキング材にも目視でわかるようなヒビがかなり出来ていました。

神戸市中央区×雨漏り修理　③コーキングの充填

新たにシリコン系のコーキング材を充填していきます。

シリコン系コーキング材は、耐熱性と耐水性に優れており、今回のような金属屋根に充填するのに適しています。

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「屋根工事と雨漏り補修に必要なシーリングやコーキングについて」はこちら

ヘラを使ってコーキングを均等にならしていきます。

雨押え板金の下のコーキング作業が完了しました！

充填したシリコン系コーキング材は1～2時間ほどで硬化しますので、平行して上に新しい雨押え板金を設置していきます。

神戸市中央区×雨漏り修理　④雨押え板金の設置

新しく設置するガルバリウム鋼板を搬入します。

近年、日本では全国的に大型の台風や地震等の災害が頻発しています。

そのたびに屋根被害はどの被災状況がメディアやSNSでも拡散されるようになり、お住まいの災害対策としてより頑丈かつ軽量の屋根材としてガルバリウム鋼板が重宝されるようになりました。

メンテナンス費用の面でも、一般的な屋根材よりもランニングコストが安く済むことが多いのも魅力のひとつです。

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ボルトでしっかり固定していきます。

今回はの折板屋根は元々のお住まいに増築された部分であるため、まるまる取り外すことが出来ず一部残っている状態です。

そのため、一部残った既存の雨押え板金の上から新しい板金をかぶせるように設置するカバー工事となります。

新しい頑丈な板金で綺麗に覆えるように、これから設置する板金は既存の板金よりも少し大きめに加工してあります。