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尼崎市で屋根葺き直し工事！強風で捲れた屋根端の瓦を葺き直しました

※2023年9月22日記事更新

こんにちは！街の屋根やさん神戸店です(*^^*)

先日、尼崎市にお住まいの方から、

『先月の強風で瓦が捲れてしまい、雨漏りが心配なので早く直したい』

というお問い合わせをいただきました。

今回の現場ブログでは、強風で捲れてしまった瓦屋根の状態と、復旧のために屋根葺き直し工事をおこなった現場をご紹介いたします(*^^*)

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尼崎市にて強風被害に遭った瓦屋根を点検いたしました

瓦屋根の復旧についてお問い合わせいただき、即日で無料屋根点検に向かいました。

屋根に上り点検したところ、瓦を固定していたクギが劣化しており、そこに吹き上げるように強風が吹いたため瓦が捲れたものと考えられました。

また、現状捲れてはいないものの、屋根端にある瓦の大部分が固定力が弱まっており、ズレが生じています。

瓦自体はまだまだ使用出来るので、一旦瓦をはずし、正常な位置に戻して頑丈ななんばん漆喰で復旧する「屋根葺き直し工事」をご提案いたしました。

また、屋根頂上部分の棟（むね）も同様に瓦のズレが見られましたので、そちらは今後強風被害に遭わないように下地を組み直して復旧させるリフォームをご提案いたしました。

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尼崎市にて強風被害に遭った瓦屋根の葺き直し工事をおこないます

それではここから、強風で捲れた瓦部分を復旧させるための屋根葺き直し工事の工程をご覧いただきます(*^^*)

尼崎市×屋根葺き直し工事　①瓦を剥がす

まずは、雨漏り防止のために応急処置で張っていたブルーシートを剥がし、屋根端にある1列の瓦を一旦全て剥がしします。

また、瓦を剥がした後、下地として仕込まれていた葺き土という粘土質の瓦も手作業で剥がします。

葺き土は土嚢袋に入れて撤去し、瓦は横に置いておきます。

尼崎市×屋根葺き直し工事　②なんばん漆喰を施工

瓦の下にあった葺き土はすべて撤去しましたが、現代では瓦の下には葺き土ではなくなんばん漆喰という防水力のある漆喰を仕込みます。

なんばん漆喰は、従来の漆喰にシリコンや防水材が含まれたもので、粘りが強く雨や湿気といった水分による劣化に強い漆喰です。

上写真の黒く置かれてあるのがなんばん漆喰です。

現場で水と混ぜて撹拌（かくはん）したなんばん漆喰を屋根下地にのせます。

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尼崎市×屋根葺き直し工事 ③瓦の固定

なんばん漆喰に瓦を押し付けるようにして設置し、下地の木材部分にクギをきかせて瓦を固定します。

1枚ずつステンレス製のクギで固定します。

鉄クギだと、サビにより固定穴が少しずつ広がるため、経年劣化によって固定力が緩みやすいというデメリットがあります。

そのため弊社では、錆びやすい鉄クギの代わりに、ステンレス製のクギを使用しています。

尼崎市×屋根葺き直し工事 ④棟の施工

屋根端部分の施工が終わり、次は棟（頂上部分）の施工です。

全体的に瓦がズレていた棟を一旦解体し、新しい下地を造ります。

既存の棟の内部には、屋根面と同様に葺き土が仕込まれていました。

棟も現代の工法では葺き土は使用せず、代わりに垂木(たるき)とよばれる木材を設置します。

今回のような強風や台風、地震等の災害にも負けない頑丈な棟を造るため、葺き土ではなくしっかりとした芯材を仕込むのです。

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まわりになんばん漆喰を詰めます

棟は屋根面と屋根面のジョイントする場所で、かつ頂上に位置する部分です。

そのため、雨風の影響を受けてもっとも劣化しやすく傷みが出やすい部分ともいえるので、丁寧な防水施工が必要です。

さきほど設置した垂木を囲むようにして、隙間なくなんばん漆喰を詰めます。

なんばん漆喰は、乾燥すると硬化してセメントのような頑丈さが出ます！

瓦を固定します

旧来の瓦屋根は、棟部分に高く瓦を積み上げることで荘厳さを演出していました。

現代の瓦屋根工法では、震災や大型台風への防災対策に重きを置くため、瓦を高く積み上げるのではなく、上写真のように芯材を仕込んで漆喰で囲み、1枚の瓦をかぶせる防災棟工法が主流となっています。

棟に瓦をかぶせて芯材にしっかりステンレス製のクギで固定し、今回の屋根葺き直し工事完了です！

強風被害後に早めにお問い合わせいただいたことで、屋根全面まで傷む前に対処することが出来たため、部分的な屋根葺き直し工事で対応することができました(*^^*)

地震や台風などの災害によって屋根に不具合が出た場合は、最小限の補修で済むよう、早めに点検依頼をされることをオススメいたします(*^^*)

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相見積もりなどもされながら、ご納得出来るまでじっくりご検討なさってください(*^^*)

また、お住まいの定期点検としてもお気軽に、無料点検をご利用くださいね！

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