近年最もポピュラーな屋根材、薄型化粧スレート、
セメントの4.5mm~6mm厚の屋根材で、比較的安価な価格設定の為、
屋根工事で最も多くつかわれる機会が多い屋根材です。
コロニアル、カラーベスト、スレートなど様々な呼び方がありますが、
正式名称は薄型化粧スレートです。
コロニアルはクボタ松下電工(現:ケイミュー)が発売した薄型スレートの商品名です。
瓦屋根の3分の1の重量なので発売当初、一気に普及した屋根材です。
そのため薄型化粧スレートを総称してコロニアルと呼ばれるほどの人気でした。
セメントの強度を高めるため、アスベストを使い屋根材の強さを得ていたのですが、
2004年にアスベストの使用・製造が禁止されたことにより、
松下電工が新たにアスベストを使用しないカラーベストという商品を発売しました。
どちらも商品名なんです。
それだけこの2つの屋根材が人気があった為、
薄型化粧スレートの屋根材を総称してコロニアルやカラーベストと呼ばれるようになりました。
もちろん商品としては上記2種類以外にも数多く存在しています。
このいろいろな薄型化粧スレート、また修理の様子などをご紹介いたします。