知らないと損する!屋根塗装時の重要ポイント「縁切り」とは?
※2022年1月26日 記事公開
こんにちは!街の屋根やさん神戸店です。
宝塚市で屋根塗装や修理リフォームをお考えですか?
今回の屋根工事コラムでは、知らないと損をする屋根塗装時の重要ポイント「縁切り」についてお話したいと思います!
日本の住宅屋根でもっとも多いのがいわゆるスレート屋根。
このスレート屋根の耐用年数は20~30年程度なのですが、その間におこなうメンテナンスとして「屋根塗装」があります。
この屋根塗装時には「縁切り」と工程が必須なのですが、この工程を知らない業者も実は多く、『塗装メンテナンスをしてすぐに雨漏りが発生した!』というトラブルのお問い合わせをよくいただきます。
お住まいの美観と防水性を保つため屋根塗装の重要ポイント「縁切り」とは何か?
知っておいて損はない「縁切り」について、宝塚市でおこなった屋根塗装の現場写真とともにわかりやすく解説していきます!
このスレート屋根の耐用年数は20~30年程度なのですが、その間におこなうメンテナンスとして「屋根塗装」があります。
この屋根塗装時には「縁切り」と工程が必須なのですが、この工程を知らない業者も実は多く、『塗装メンテナンスをしてすぐに雨漏りが発生した!』というトラブルのお問い合わせをよくいただきます。
お住まいの美観と防水性を保つため屋根塗装の重要ポイント「縁切り」とは何か?
知っておいて損はない「縁切り」について、宝塚市でおこなった屋根塗装の現場写真とともにわかりやすく解説していきます!
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そもそもスレート屋根とは?
日々休みなく家を守ってくれている屋根。
存在が当たり前すぎて、その素材が何で出来ているかは
日本には実に様々な種類の屋根材が流通しているのですが、一般的には瓦・スレート・金属などがメジャーです。
上写真は
スレート屋根とは、セメントを主材に厚さ6mm程度の板状に加工した屋根材です。
建築
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「スレート屋根についてさらに詳しく」はこちら
存在が当たり前すぎて、その素材が何で出来ているかは
意外と知らないものですよね。
日本には実に様々な種類の屋根材が流通しているのですが、一般的には瓦・スレート・金属などがメジャーです。
上写真は
通常のスレート屋根の写真です。スレート屋根とは、セメントを主材に厚さ6mm程度の板状に加工した屋根材です。
国内の住宅屋根材としてはもっとも多くシェアされており、新築時・リフォーム時を問わず多く使用されています。建築
業者によっては、「カラーベスト」「コロニアル」
と呼んだりもしますが、これらはスレート屋根
材の商品名で広く知られた名称です。
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「スレート屋根についてさらに詳しく」はこちら
スレート屋根はどうメンテナンスするのか?
冒頭でもお伝えしましたが、スレート屋根の寿命は環境にもよりますが20~30年程度です。
どんな屋根材でも
ヒビが出来ればコーキングで補修をしたり、棟板金(屋根頂上部の板金部分)の交換なども、雨漏り防止のためにおこなうメンテナンスとして挙げられます。
そして、屋根施工後10年前後
関連ページ
「棟板金のメンテナンスについてくわしく」はこちら
「コーキングについてくわしく」はこちら
どんな屋根材でも
いつかは寿命がきますが、その間も雨漏りなどが
起きたり美観を損なわないようメンテナンス
が重要になってきます。ヒビが出来ればコーキングで補修をしたり、棟板金(屋根頂上部の板金部分)の交換なども、雨漏り防止のためにおこなうメンテナンスとして挙げられます。
そして、屋根施工後10年前後
を
目安に美観を防水性を保つためにおこなうのが、「屋根塗装
」
です。関連ページ
「屋根塗装メンテナンスについてくわしく」はこちら「棟板金のメンテナンスについてくわしく」はこちら
「コーキングについてくわしく」はこちら
屋根塗装時の重要ポイント「縁切り」について
スレート屋根のメンテナンス
この屋根塗装時には、スレートどうしの重なり部分に適切な隙間を設ける「縁切り」という工程が必要になってきます。
「屋根にわざわざ隙間??」
と思うかと思いますが、この縁切りという工程をおこなわないと、よかれと思っておこなった屋根塗装が逆に雨漏りを引き起こす原因になってしまうのです。
としておこなう屋根塗装。この屋根塗装時には、スレートどうしの重なり部分に適切な隙間を設ける「縁切り」という工程が必要になってきます。
「屋根にわざわざ隙間??」
と思うかと思いますが、この縁切りという工程をおこなわないと、よかれと思っておこなった屋根塗装が逆に雨漏りを引き起こす原因になってしまうのです。
スレート屋根は、一枚一枚のスレートが下から順に上に重なって葺かれています。
重なっているということは、一枚と二枚目の間、二枚目と三枚目の間にはわずかながら隙間が出来
屋根に
重なっているということは、一枚と二枚目の間、二枚目と三枚目の間にはわずかながら隙間が出来
ます。屋根に
隙間となると、当然
そこから雨が入ると思うかもしれませんが、スレートとスレートはしっかりと重なり幅があるため、そこからの雨水の浸入はめったにありません。
塗装時に縁切りをおこなわなかった屋根
こちらは、スレート屋根の塗装メンテナンス時に「縁切り」がされなかった屋根の写真
です。
スレートの重なり部分が、補修のための塗装ですべてふさがってしまっている状態ですね。
一見隙間がなくなっているので、『雨漏りに強い』
と思ってしまうかもしれません。
しかし、これは実は屋根にとって良くないことで、雨漏りを引き起こしやすい状態といえるのです。
隙間をふさぐことがなぜ雨漏りの原因になるのでしょうか?
雨漏りが発生する仕組み
上写真は、屋根の頂点に位置する棟板金の写真です。
棟板金は下から順に屋根材を設置した屋根に、最後に頂点で蓋をする役割があります。
この棟板金ですが、長年雨風など天候からの影響に耐えていくうちに、
棟板金は下から順に屋根材を設置した屋根に、最後に頂点で蓋をする役割があります。
この棟板金ですが、長年雨風など天候からの影響に耐えていくうちに、
棟を固定している釘がゆるんできて浮いてしまいます。
浮いてしまうということは、棟板金と屋根の間に隙間が出来るということです。
最悪の場合、台風や強風などでこのまま外れてしまう場合もあります。
そしてもしその隙間から雨水が侵入した場合、スレート材と屋根の下地の間に雨水が回り込んでしまう状態が発生します。
浮いてしまうということは、棟板金と屋根の間に隙間が出来るということです。
最悪の場合、台風や強風などでこのまま外れてしまう場合もあります。
そしてもしその隙間から雨水が侵入した場合、スレート材と屋根の下地の間に雨水が回り込んでしまう状態が発生します。
また、こういったスレートのヒビや割れから水が入り込み、同じようにスレートと屋根の下地の間に入り込んでしまうこともあります。
このように、水がスレートの下に入ってしまう事は、どうしても0%にはなりません。
このように、水がスレートの下に入ってしまう事は、どうしても0%にはなりません。
屋根内部に浸入した雨水は下へ流れていく
水は、低い方向へ自然と流れていきます。
そして低い方向にはスレート材が葺かれており、スレートどうしにはわずかな隙間があります。
実はこの隙間、もし万が一スレートの下に雨が入り込んでしまっても、その隙間から雨や湿気を逃がす設計になっているのです!
そして低い方向にはスレート材が葺かれており、スレートどうしにはわずかな隙間があります。
実はこの隙間、もし万が一スレートの下に雨が入り込んでしまっても、その隙間から雨や湿気を逃がす設計になっているのです!
縁切りとは浸入した雨水を逃がす隙間づくり
すなわち縁切りとは、メンテナンスとしておこなう屋根塗装によってふさがってしまった隙間を、もう一度作ってあげるというとても大切な工程なのです。
屋根塗装時にもし縁切りをせず、ただ上から塗料を塗っただけの屋根になると、その後何らかの理由で浸入した水の逃げ場所がなくなり、仕方なくそのまま屋根内部から屋根裏、屋内に浸透していってしまう事になります。
また、通気性も悪くなるため湿気も常にたまりやすくなります。
常に湿気がこもり、水分に触れてしまう屋根の下地は、通常よりもどんどん劣化が進行し傷みが早くなるため、雨漏りを誘発させてしまうのです・・
ただこの仕組みや工程はあまり知られておらず、屋根塗装をしたもののこう工程をおこたるリフォーム業者も多いのが事実です。
とても手間がかかる作業ですが、とてもお住まいにとってはとても重要な作業です。
関連ページ
「タスペーサーの重要性、縁切りでスレート屋根の雨漏りを防ぐ」はこちら
「【マンガで学ぼう】屋根塗装後の雨漏り」はこちら
屋根塗装時にもし縁切りをせず、ただ上から塗料を塗っただけの屋根になると、その後何らかの理由で浸入した水の逃げ場所がなくなり、仕方なくそのまま屋根内部から屋根裏、屋内に浸透していってしまう事になります。
また、通気性も悪くなるため湿気も常にたまりやすくなります。
常に湿気がこもり、水分に触れてしまう屋根の下地は、通常よりもどんどん劣化が進行し傷みが早くなるため、雨漏りを誘発させてしまうのです・・
ただこの仕組みや工程はあまり知られておらず、屋根塗装をしたもののこう工程をおこたるリフォーム業者も多いのが事実です。
とても手間がかかる作業ですが、とてもお住まいにとってはとても重要な作業です。
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「タスペーサーの重要性、縁切りでスレート屋根の雨漏りを防ぐ」はこちら
「【マンガで学ぼう】屋根塗装後の雨漏り」はこちら
屋根メンテナンス時には「屋根」と「雨漏り」について熟知した業者へ依頼しましょう
屋根のメンテナンスは一生のうちそう何度もする事ではないため、知識がないのが普通です。
ただ、どんな屋根材にも寿命があり、寿命を迎える前にも経年劣化や
「他より安くやってくれるから
「即日で済ませてくれるから
といった理由で依頼した業者のメンテナンスにより、「雨漏りが発生した
街の屋根やさん神戸店では、屋根修理の経験と知識豊かな専門職人が無料で屋根診断をおこない、お住まいの劣化状態や適切なメンテナンスサイクルを丁寧にご報告するサービスを随時受け付けております。
屋根について何かわからないこと、気になることがありましたら、工事の有無に関わらずお気軽にお問い合わせくださいね!
関連ページ
「街の屋根やさんとは?」はこちら
「街の屋根やさんの無料点検でお住まい全体の不安も解消!」はこちら
「季節別・築年数別知っておくべき住まいのメンテナンスサイクル完全版」はこちら
ただ、どんな屋根材にも寿命があり、寿命を迎える前にも経年劣化や
天候の影響による不具合が起きたりしてメンテナンスが必要になってくることがあります。「他より安くやってくれるから
」「即日で済ませてくれるから
」といった理由で依頼した業者のメンテナンスにより、「雨漏りが発生した
」「屋根裏が傷んで腐食してしまった
」
というようなトラブル
が近年多発しています。
同じ屋根メンテナンスをするなら、「屋根
のしくみ」や「雨漏りのメカニズム
」について熟知した
業者に依頼するようにしましょう。街の屋根やさん神戸店では、屋根修理の経験と知識豊かな専門職人が無料で屋根診断をおこない、お住まいの劣化状態や適切なメンテナンスサイクルを丁寧にご報告するサービスを随時受け付けております。
屋根について何かわからないこと、気になることがありましたら、工事の有無に関わらずお気軽にお問い合わせくださいね!
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