本日は雨の為、すべての工事は
一時中断していますので、
漆喰の詰め直し工事はなぜ必要なのか、
という解説を入れながら、
ブログを書きたいと思います!
街の屋根やさん神戸灘店の
松本和也です!
まずは写真をご覧ください!
屋根の頂点にはお相撲さんのまげのような
棟という屋根の頂点の隙間を雨から守っている部位があるのです!
瓦で葺かれた屋根の場合、
この棟と棟の下の瓦には形状状隙間が生まれてしまいます。
昔は、
棟は粘土を積みそこに瓦を差し込み形作っている構造の為(現在は、なんばんなど違った工法が出てきていますが)
その隙間から雨により中の土を濡らしてしまうと、土が崩れ、
棟の形が崩れてしまい、棟の形が崩れると棟の瓦に隙間が生まれます。
隙間が生まれると、
また更に水が入り込み、中の土を崩し、、、と
悪循環に陥ってしまいます。
その棟の中の土を守るために漆喰は施工されているのです!!
しかし、紫外線や雨風にさらされて、漆喰は劣化をしてしまい、
最後には剥がれ落ちてしまいます。