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神戸市北区で屋根工事!瓦屋根の漆喰詰め直し工事


こんにちは!街の屋根やさん神戸店です。

先日、神戸市北区のお客様からお問い合わせをいただきました。

「お寺の瓦が落ちてきてしまった。屋根工事が必要な状態か見て欲しい。」

瓦屋根は屋根材の中でも、とても丈夫な部類に入ります。耐用年数は粘土瓦(日本瓦)で約50年~100年です。

ほとんどメンテナンスが必要のない瓦屋根ですが、唯一、メンテナンスが必要な箇所が漆喰(しっくい)です。

無料屋根点検の結果、やはり瓦まわりの漆喰に劣化サインが見られたため、屋根修理として漆喰詰め直し工事を行うこととなりました。

今回は、神戸市北区でおこなった「瓦屋根の漆喰詰め直し工事」について詳しくご紹介いたします。

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漆喰ってなに?

瓦屋根の漆喰
漆喰とは、壁・天井・屋根などに使用される建築材料です。

瓦屋根に使用される場合には、瓦と瓦の接着剤の役割をもちます。

主原料は消石灰(水酸化カルシウム)・炭酸カルシウムで、ふのり・粘土などを練り合わせたものです。

防火性・防水性・意匠性に優れます。


瓦屋根における漆喰の劣化サイン3つとは?

剥がれた棟の漆喰
屋根は太陽の紫外線をもっとも浴びる場所です。
瓦屋根に施工された漆喰は、徐々に劣化して水分を含むようになります。

すると、少しずつ黒く変色していきます。そうなるとメンテナンスの対象となります。

漆喰の耐用年数は、大体7~10年ほどです。

瓦屋根に施工された漆喰の劣化サインには以下のようなものがあります。


瓦屋根における漆喰の劣化サイン①「ヒビ割れ」

瓦屋根の劣化サイン・ヒビ割れ
漆喰は施工後、長い期間をかけて徐々に硬化していきます。

硬くなった漆喰に、地震時の揺れのストレスがかかると漆喰のヒビ割れに繋がっていきます。

漆喰のヒビ割れをそのままにしておくと、剥がれ落ちて欠けていきます。


瓦屋根における漆喰の劣化サイン➁「剥がれ」

瓦屋根の漆喰の劣化サイン・剥がれ
硬化してヒビ割れた漆喰は、徐々にはがれ落ちていきます。

はがれ落ちた漆喰をそのまま放置していると、そこから雨水が入り込み雨漏りの原因となります。

剥がれた漆喰の欠片が雨どいに詰まったりする場合もあります。


瓦屋根における漆喰の劣化サイン③「棟瓦の歪み」

瓦屋根の漆喰の劣化サイン・棟瓦の歪み
棟瓦(瓦屋根の頂上部で屋根の面と面とが合わさった部分)は、綺麗な一直線に整えられて設置されます。

しかし、漆喰の経年劣化や地震の影響などにより真っすぐだった棟は少しずつ歪んでいきます。

その場合、棟瓦の取り直し(積み直し)工事が必要です。

歪んだ棟瓦まわりの漆喰は剥がれやすくなります。
放置すると、瓦が落下する可能性も出てきます。

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瓦屋根の漆喰詰め直し工事スタート

古い漆喰の撤去

漆喰の詰め直し
既存の古くなった漆喰を捲っているところです。

漆喰は棟と瓦の間に生まれる隙間を雨水から守り、棟の中に入っている下地の葺き土(ふきつち・ふきど)を濡らさないために施工してあります。

漆喰をメンテナンスする上でとても重要なことですが、古くなった漆喰は必ずこのように一度撤去しなければいけません。

調査を行っていると、既存の漆喰の上から塗り増しされているお家をよく拝見します。

劣化して剥がれかかっている漆喰の上に新しい漆喰を塗っているため、結局すぐに漆喰が剥がれてしまうことになります。


葺き土(ふきつち・ふきど)とは、屋根の瓦が落下しないように瓦の下に敷く下地の土のことです。

粘土に少量の石灰、細かくした藁(わら)・麻・紙などを混ぜたものとなります。


余分な葺き土を清掃

漆喰の詰め直し
工程としては、先ほどの写真のように既存の漆喰を割り、撤去して漆喰が付いていた土の表面を清掃いたします。

このように、しっかりと清掃を行ってポロポロ状態の葺き土表面を撤去することで、その後に詰めていく新しい漆喰がしっかりと食いついて長持ちするのです。

最後に、葺き土を軽く湿らせて漆喰の接着をさらによくしておきます。

また、ご近所へ砂ぼこりが飛ばない様、十分気を配りながら手早く作業を進めていきます。


鬼瓦(おにがわら)まわりの劣化した漆喰も撤去

漆喰の詰め直し
この「観」と書かれている瓦が鬼瓦(おにがわら)と呼ばれる部位です。
こちらのお寺はとても立派な鬼瓦が付いていました!

鬼瓦まわりも漆喰で防水施工されているのですが、そこの古くなった漆喰も綺麗に撤去していきます。

劣化した漆喰上から、さらに新しい漆喰を上塗りしても長持ちしないのです。


新しい漆喰を詰め直していく

瓦棟まわりに新しい漆喰を施工していきます
いぶし瓦という種類の瓦で葺かれた屋根です。
漆喰は、瓦職人が鏝(こて)で押さえている部分の白い材料となります。

上写真のように、瓦屋根に漆喰を施す理由は、瓦同士を繋げて固定しズレを防ぐことです。

漆喰は、棟瓦にできている隙間を埋めるために施されますが、その他にも防水という瓦屋根にとって重要な役割を担っています。

また、真っ白な漆喰は美観も整えてくれます。


いぶし瓦とは、陶器瓦と同じ粘土瓦の一種です。

特徴は、釉薬(ゆうやく)を使用せずに焼いた後、空気を完全に遮断し「蒸し焼き」にする燻化工程を経て作られるということです。

蒸し焼きにすることで、瓦全体に炭素膜を形成させます。これにより、瓦全体(表裏)に銀色が施された瓦となります。

日本建築のお寺やお城によく使用されており、独特の深い色合いで渋い雰囲気を醸し出します。


棟まわりには南蛮(なんばん)漆喰を施工

漆喰の詰め直し
降り棟(くだりむね)の先にも化粧の瓦が葺かれていました。

調査時、この部分は水が浸入した形跡が見られ、瓦の下地となる土も濡れて本来の締りがなくなっていました。

そのため、現代では土の代わりに使用される防水機能をもった南蛮漆喰(なんばんしっくい)という建築材料を使い、納めていきます。


南蛮漆喰とは
南蛮漆喰(なんばんしっくい)とは、従来の漆喰に特殊なシリコン・防水材・油粕・粘土・土などを混ぜ込んだものです。

そのため、南蛮漆喰は高い防水性と耐久性をもちます。

伝統的な漆喰は仕上がりまでに数工程が必要となりますが、南蛮漆喰は一つの工程で仕上げまでできる漆喰です。

現在では、棟の取り直し工事の際、葺き土(ふきつち)を使用せずに南蛮漆喰を使用することがほとんどとなっています。

南蛮漆喰は、葺き土と漆喰の役割を兼ね備えているのです。


鬼瓦まわりにも漆喰を施していく

漆喰の詰め直し
清掃後、鏝(こて)を使い漆喰を隙間なく均一にしっかりと塗り込んでいきます。

瓦屋根の美観にも関わりますので、綺麗に整え屋根の印象を整えます!

鬼瓦は、昔から「魔除け」「厄払い」としての意味をもち、「鬼が厄を払う」「鬼に味方についてもらう」と信じられてきました。

"見た目も美しく立派に整える!"…当然のことですが、技術がとても必要になります。

また、鬼瓦は棟瓦の雨仕舞い(あまじまい)の役割をもちます。
雨仕舞いとは、屋根内部に雨水が入り込むことを防ぐ構造のことです。

棟瓦の内部には葺き土が入っていますが、それらは鬼瓦によって塞がれているのです。


各瓦のジョイント(つなぎ目)部分も丁寧に漆喰を詰め込む

漆喰の詰め直し
隅棟と本棟、鬼瓦のジョイントなど、漆喰を適切な量と位置にしっかりと隙間なく詰めていきます。

「漆喰は沢山塗った方が雨漏りを防げる」と思っている方も多いかと思いますが、実は漆喰の塗り過ぎは逆に雨漏りへと繋がってしまう場合があります。


瓦屋根の漆喰詰め直し工事完了!

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水で濡らした刷毛で細かい部分を洗っていき、見栄えを整えて漆喰の詰め直し工事の完了です。

見た目も美しく仕上がり、お客様にも大変喜んでいただきました!

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「神戸市灘区 車が当たり下屋根の瓦がズレてしまった。瓦の葺き直し工事」はこちら


神戸市で瓦屋根の漆喰詰め直し・葺き直し工事なら「街の屋根やさん神戸店」へ!

街の屋根やさん神戸店代表杉本匡志
日本瓦と漆喰のコントラストはとても美しく、日本を象徴する屋根です。

この日本の伝統をしっかりとした工事を行い、守っていくことも私ども「街の屋根やさん神戸店」の大切な仕事です。

「瓦屋根からコンクリートの破片のようなかたまりが落ちてくる…」

「雨の日に、室内の天井や壁に雨シミが現れる…」

このようなお悩みをお持ちの方はぜひ一度、「街の屋根やさん神戸店」にご相談ください。

また、屋根の点検・お見積りはいつでも無料で行っております。

屋根が気になる方はお気軽にお問い合わせください!

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