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現場ブログ
西宮市で漆喰の詰め直しなら！経年劣化してきた瓦屋根の補修工事をおこないます

こんにちは！街の屋根やさん神戸店です(*^^*)

兵庫県西宮市・六甲台で漆喰詰め直し工事が着工いたしました。

大都会から少し離れた閑静な住宅街で、都会にはない雰囲気のあるオシャレな戸建てが建ち並ぶこちらの現場。

景観にこだわった建物が多く、屋根で言えば切妻だけではなく、様々な形状をしている屋根が多く見られます。

最近では「カラーベスト」のようなスレート屋根が多く見られますが、今回の現場は昔ながらの和瓦を使用した瓦屋根です。

釉薬瓦(ゆうやくがわら)で葺かれた屋根はなんとも言えない風情を感じる佇まいです。

瓦屋根には、「漆喰(しっくい)」とよばれる建材が使用されています。

ご自宅が瓦屋根という方は、「漆喰詰め直し工事」という言葉はなんとなく知っていても、実際どのような作業が屋根の上でおこなわれているかご存じないのではないでしょうか。

今回は、兵庫県西宮市でおこなった瓦屋根の補修工事「漆喰の詰め直し」の作業工程を大公開いたします！

　関連ページ　

「傷んだ漆喰(しっくい)の詰め直し、棟瓦の取り直しで瓦屋根を健全に保つ！」はこちら

「目安が知りたい！屋根修理・工事にかかる費用料金プラン」はこちら

漆喰(しっくい)とは？

漆喰とは、壁や天井に使用される建築材料です。瓦屋根にも使用されています。

漆喰は水酸化カルシウム・炭酸カルシウムを主成分としています。

瓦屋根には、瓦下地を保護するため漆喰が使用されています。

漆喰は定期的なメンテナンスが必要です。

高寿命の瓦に対して、漆喰は施工して20年近くなると「剥がれ」「割れ」が発生しはじめます。

その都度「漆喰の詰め直し」や、ひどくなれば「棟の積み直し」が必要となる場合もあります。

　関連ページ　

「兵庫県西宮市瓦屋根・劣化し剥がれた漆喰を詰め直します」はこちら

漆喰が劣化する原因

漆喰は瓦屋根の隙間を埋めて雨水の侵入を防ぐ役割がありますが、雨風や日光、寒暖差などの影響で硬くなったりひび割れたり剥がれたりします。

漆喰が劣化すると、瓦を支える葺き土が露出してしまい、さらに雨水を吸って劣化を早めます。

また、瓦のズレやゆがみを引き起こして雨漏りの原因になることもあります。

西宮市で漆喰詰め直し工事をおこないます

西宮市×漆喰詰め直し工事　①漆喰の除去

漆喰の詰め直し工事は初めに既存の漆喰の捲りから始まります。

漆喰をハンマーで叩き割っていきます。

西宮市×漆喰詰め直し工事　②葺き土の除去

既存漆喰を叩き割ると中に土があります。

この土も調整程度ですが取り除き整えていきます。

下地の調整完了です

漆喰の撤去、土の調整で下地処理完了です。

キレイに整えられました。

既存の漆喰は面戸部分すべてを捲りません。

本日できる作業の範囲を捲り、詰め直していきます。

西宮市×漆喰詰め直し工事　③漆喰の準備

漆喰を撤去後はいざ漆喰を詰め直していきます。

材料はシマダ物産の屋根しっくいです。

もちろん無石綿です。

屋根しっくいを水と混ぜ捏ねていきます。

西宮市×漆喰詰め直し工事　④漆喰の施工

漆喰を新しく詰めていきながら調整していきます。

もちろん詰め過ぎてもダメで少なくてもいけません。

また圧縮過ぎてもスカスカ過ぎてもいけません。ここは職人の腕の見せ所です(*^^*)

職人によって大きく差が出やすい場所でもあります。

西宮市にて漆喰の詰め直し完了です

漆喰詰め完成です。キレイに詰められました。

最後に周りを清掃して完了です。

本日の作業は初日です。

工期は1週間程度を予定しています。

今、施工している職人はすごく仕事が丁寧で腕も抜群に良いと言われています。

その職人さんがおっしゃるには、1人で1日でできる漆喰詰め直し工事は約20ｍということ。

今日から竣工までまだまだ日数はかかりますが、また施工の流れをご紹介します。