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神戸市東灘区 屋根修繕前の無料点検!スレートの修繕サインとは
※2020年12月10日更新
こんにちは!街の屋根やさん神戸店です。
先日、神戸市東灘区の方からご自宅のスレート屋根修繕についてご依頼をいただきました。
「自宅のスレート屋根の瓦が割れて今にも落ちてきそう‥修繕して欲しい。」との事です。
割れてしまったというスレート瓦は一体どのような状態でしょうか。
また、必要となる修繕はどのような内容でしょうか?
本日の街の屋根やさん神戸店・現場ブログでは、神戸市東灘区にて行ったスレート屋根修繕前無料点検の様子をご紹介いたします。
また後半では、「修繕が必要となるスレート瓦の症状」についてもお伝えいたします。
スレート屋根とは?
スレート屋根とは、セメントと繊維材料を混ぜ込んだ厚さ6ミリ程度の板状の屋根材(スレート瓦・板)を葺(ふ)いた屋根です。
スレートは、「カラーベスト」「コロニアル」ともよばれています。
スレート屋根の耐用年数は約15~20年です。
一般的にスレート屋根は、新築から約7~10年で塗装によるメンテナンスで防水性と美観の回復を行います。
新築から約10~15年で、棟板金(むねばんきん)の交換を検討します。
さらに新築から20年以上経てば、スレート屋根全体の「葺き替えリフォーム」「屋根カバー工法」などを検討するべき時期となります。
このように、スレート屋根を長持ちさせるためには、スレート瓦の塗装や修理・補修などの定期的なメンテナンスが必要です。
そのため、スレート屋根は”お住まいへの愛情度が反映される屋根”といえます。
スレート屋根は、シンプルなデザインと豊富なカラーバリエーション、さらに軽量で耐震性が高く他の屋根材に比べてリーズナブルなため、街中を歩いていてもっともよく見かける屋根です。
日本の住宅で多く採用されている屋根がスレート瓦を使用したスレート屋根です。
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神戸市東灘区にてスレート屋根修繕前点検をおこないました
屋根修繕に入らせていただく前には、必ず事前の無料お住まい点検を行わせていただきます。
屋根修繕のプロが、トラブルの原因をしっかりと見極め最適な修繕内容を導き出します。
それでは早速、無料お住まい点検を開始いたします!
神戸市東灘区×スレート屋根修繕前点検① 全体のチェック
まずは、屋根に上がらせていただき調査を始めていきます。
スレート屋根に使用される「スレート瓦」は厚み6mm前後のセメント板です。
そのため、スレート瓦はひび割れが発生しやすい屋根材といえます。
こちらのスレート屋根は築20年前後ですが全体的に綺麗な状態でした。
神戸市東灘区×スレート屋根修繕前点検② スレート瓦の破損部
次に、お客様からお問い合わせいただいていた、割れたスレート瓦が屋根面に転がっている箇所を発見いたしました。
割れたスレート瓦の欠片が下にずり落ちて、屋根上に残っていました。
このスレート瓦の破片は風で飛散してしまう可能性があります。
落下して人を怪我させてしまったり、ご近所にご迷惑をかけてしまう事もありますので必ず修繕が必要です。
非常に危険ですので、割れたスレート瓦は拾い上げてひとまずはお庭に降ろさせていただきました。
さらに近くで割れたスレート瓦を点検していきます。
スレート瓦は真っ二つに割れて下方に剥がれ落ちていました。
スレート瓦の割れた断面を確認したところ、割れてからかなりの時間が経過していると予想されました。
神戸市東灘区×スレート屋根修繕前点検③ 破損したスレート瓦の下地の
スレート瓦が一部割れたことにより、瓦を固定させている内部の釘が露出していました。
この釘はスレート瓦を固定するために、下地である防水シート(下葺き材)を貫通させて打ち込んでいます。
釘をこのまま雨ざらしにした場合、釘と釘穴のほんのわずかな隙間から内部へ雨水が浸入してしまう可能性があります。
神戸市東灘区×スレート屋根修繕前点検④ 他のスレート瓦の破損部
他にもう一枚、大きくひび割れたスレート瓦を見つけました。
こちらも同じくスレート瓦の端から端までクラック(ひび割れ)が入っています。
風の吹き込みによる飛散の危険がありますので撤去させていただきました。
神戸市東灘区×スレート屋根修繕前点検⑤ 他のスレート瓦の下地
さらにひび割れていたスレート瓦の破片を持ちあげ下地を確認したところ、瓦の割れ目から入った雨水により雨だれの跡がついていました。
こちらも先程と同じく釘が雨ざらしとなり濡れている状態でした。
スレート瓦の端の亀裂は作業員が施工の際に踏んで割れていることが多い部位です。
スレート瓦の角は割れやすいため基本的に踏んではいけません。
新築から2年程経った頃に”クラックがある”と屋根業者に指摘されたことがあったということですが、特に修繕などを行わずそのままにしていたということです。
神戸市東灘区×スレート屋根修繕前点検⑥ 雨押さえ板金
スレート屋根にはスレート瓦の部分と板金(金属の板)の部分があります。
上写真は、外壁と屋根がぶつかる部分に設置される雨水浸入防止のための「雨押え(あまおさえ)板金」という金属の板です。
雨押え板金は釘で固定してあるのですが、その釘が浮いている箇所を発見しました。
環境にもよりますが、屋根に設置された板金の釘は金属が気温による「膨張」と「収縮」を繰り返すことにより(金属の熱膨張)、7~8年程度で徐々に浮いてきます。
一見、大したことの無いように見えますが「釘の浮き・抜け」を放置すると、屋根を傷めてしまうことに繋がります。
その理由は、浮いた釘とその穴の非常にわずかな隙間から雨水が浸入してしまうためです。
また、釘の浮きを放置すると板金がしっかりと固定されずに緩んだ状態となるため、台風時のような強風が吹き込んだ際に飛散してしまう可能性が高くなります。
なるべく早目に修繕を行うことが、屋根の寿命を延ばしてあげることに繋がります。
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神戸市東灘区×スレート屋根修繕前点検⑦ 棟板金
スレート屋根頂点の棟板金も、先ほどの雨押え板金と同様に釘の浮き・飛び出しが確認されました。
この棟板金は、スレート屋根の屋根面と屋根面が合わさる部位を覆いかぶせるように設置されています。
棟板金の固定に使用される釘は板金のサイドから打ち込まれています。
経年劣化により、どうしても釘は浮いてきてしまいます。
再度、ビスで補強・固定し直すという部分的修繕を行うことで、こちらのスレート屋根はまだまだ頑張ってくれます。
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神戸市東灘区×スレート屋根修繕前点検結果
スレート屋根全体の状態を点検したところ、お客様がおっしゃっていた箇所以外にもスレート瓦が割れている部分が複数確認されました。
また、「雨押え板金」と「棟板金」を固定させている釘の浮きや飛び出しも確認しました。
「スレート瓦の割れ」は補修材で固定する部分修理と合わせて塗装によるメンテナンスを、「雨押え板金と棟板金の釘の浮き」は再度釘を打ち込むことで釘穴の隙間を埋めて雨水の浸入を防ぐことをご提案させていただきました。
全体的には状態の良いスレート屋根でしたので、適切な修理・メンテナンスを行えばまだまだ長く頑張ってくれます!
次回、さらに詳しく修繕内容とお見積もりをご提示させていただくこととなりました。
より長く、安心してお過ごしいただけるよう心を込めて施工させていただきます!
現状
・屋根数ヶ所のスレート瓦が劣化によりひび割れ・破損している
・雨押え板金と棟板金を固定させる釘が浮いている
修理内容
・割れて破損したスレート瓦の補修・塗装
・雨水の浸入や板金の飛散を防ぐため、浮いている板金の釘を再度打ち込みしっかりと固定させる
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屋根修繕が必要となるスレート瓦の症状5つ
スレート屋根に使用されるスレート瓦は「非常に薄く軽い」というメリットがある一方、「強度が低く割れやすい」というデメリットがあります。
そのため、スレート瓦を長持ちさせるためにはトラブルを早期に発見し修繕を行うことが重要です。
ここでは、修繕が必要となるスレート瓦の症状を5つご紹介いたします。
修繕が必要となるスレート瓦の症状①「重度の色あせ」
スレート瓦の表面には防水塗装が施されています。
スレート屋根表面の「色あせ」「ムラ」「ツヤが無くなる」などの症状は、防水塗装が剥がれて防水機能が薄れてきているというサインです。
スレート屋根の色が以前より薄くなってきたり、スレート瓦表面の塗装が剥がれて下の素材が見えていたりする場合は、一度プロによる修繕前点検をおすすめいたします。
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修繕が必要となるスレート瓦の症状➁「ひび割れ・破損」
スレート瓦がひび割れる原因として、「吸収」「乾燥」を繰り返すことがあげられます。
表面の防水塗装が劣化により剥がれることで、スレート瓦は非常に水分を含みやすくなります。
しかし、屋根表面に設置されているスレート瓦は強い日差しの影響を直に受けます。
急激な「吸収」「乾燥」を繰り返すことでスレート瓦にひび割れが発生するのです。
ひび割れを放置すると隙間から雨水が浸入し雨漏りとなる場合もあります。
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修繕が必要となるスレート瓦の症状③「反り返り・浮き」
スレート瓦の「色あせ」「ひび割れ」をそのままにしおくと、徐々にスレート瓦が反り返り、その際に生じた隙間から雨水が浸入して雨漏りに繋がる可能性が高まります。
スレート瓦が浮いて反り返った部分に風が吹き込むと飛散することもあります。
状態にもよりますが、スレート瓦の「反り返り」「浮き」は塗装ではなく、補修・瓦差し替えなどの修繕が必要となります。
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修繕が必要となるスレート瓦の症状④「コケの繁殖」
スレート屋根の表面に繁殖したコケや藻・カビなどは見た目だけの問題ではありません。
コケは、日当たりが悪く高湿状態になりやすい北側の屋根面に繁殖しやすいという特徴があります。
軽度の繁殖状態であれば高圧洗浄で除去することができますが、屋根の取り合い部のような部位にコケが大繁殖した場合、コケの水分が屋根の継ぎ目から浸入して雨漏りすることも充分に考えられます。
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修繕が必要となるスレート瓦の症状⑤「雨漏り」
室内への雨漏りが起こっている場合、スレート瓦だけではなく、そのさらに内部まで浸水しています。
そのため、スレート屋根の部分的な修繕では済まないことが多くなります。
屋根材を交換する葺き替え(ふきかえ)のような大掛かりな工事が必要となる場合があります。
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神戸市東灘区で屋根修繕なら街の屋根やさん神戸店におまかせください
「自宅のスレート屋根が色あせて変色してきた。」
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ご自宅のスレート屋根にこのようなお悩み・疑問をお持ちでしたら、街の屋根やさん神戸店へご相談ください。
ちょっとしたトラブルであっても早目に修繕メンテナンスをすることで、大切なお住まいのスレート屋根を長持ちさせることができます。
しかし、屋根は非常に高所のため実際にのぼらなければ「ちょっとしたトラブル」に気付くことができません。
そのような時にはぜひ街の屋根やさん神戸店の無料お住まい点検をご利用ください。
街の屋根やさん神戸店では、いつでも無料でお見積りまでさせていただいております。
もちろん、点検・お見積りまででも構いません。
私どもは、お客様に修繕内容・修繕費用などをしっかりとご理解・ご納得いただいた上で施工をおまかせいただいております。
どうかご遠慮なく無料お住まい点検・お見積りをご利用ください。
「屋根の部位の名称が分からなくてうまく伝えられる自信がない‥」という方もどうかご安心ください。
お客様にご納得いただけるまで、何度でも丁寧にお答えさせていただきます。
まずはお気軽に、お住まいに関するお悩み・ご不安などをお電話またはお問い合わせメールフォームにてお聞かせください。
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