オンラインで屋根工事、屋根リフォームの無料相談・ご提案を実施

神戸市灘区 漆喰の詰め直し工事!塗増しと詰め直しの違いとは?


※2020年9月17日更新

こんにちは!街の屋根やさん神戸店です。

今回は、神戸市灘区にお住まいの方からのご依頼で、瓦屋根の漆喰詰め直し工事をおこなった様子をご紹介いたします。

漆喰とは、瓦屋根の頂上にある屋根面の取り合い部分である棟(むね)の土台部分や、または鬼瓦周りに施工されている瓦の隙間の白い部分といえばイメージしやすいかもしれません。

瓦屋根の漆喰は、お住まいの土地環境にもよりますが、築後10年、長くても15年ごとにはメンテナンスが必要になってくる部位です。

関連ページ

漆喰が経年劣化するとどうなる?

漆喰の経年劣化
漆喰が経年劣化すると、純白だった部分が黒ずんだりという美観の損失だけでなく、本来の粘着力を失って瓦を固定出来ず、棟瓦が崩れてきたり、漆喰自体が剥がれて欠落したりします。

築年数が経っている瓦屋根の場合は、漆喰が経年劣化して剥がれてくると、上写真のように瓦屋根の下地に施工されている葺き土がむき出しになってしまいます。

葺き土は、土に粘土や砂利を練り合わせたもので、昭和前期まではこの葺き土に瓦を乗せてその粘着力で固定していく工法が主流でした。

葺き土はそもそも土ですから、雨風が吹き込めばその水分を吸収して崩れてきます。

土台の葺き土が崩れてグラグラになれば、台風や地震などの災害時はもちろん、ちょっとした強風でも棟の瓦が崩れて落下することもあります。

漆喰の経年劣化による困ったトラブルは瓦の落下だけでなく、隙間から浸入した雨水によって雨漏りが発生するケースも多いです。

室内に雨漏りするということは、その上の屋根裏や家の躯体、屋根下地が濡れて腐食している可能性もあり、大きなリフォーム工事が必要になることもありますので、そういったトラブルを避けるためにも、定期的な漆喰のメンテナンスが重要なのです。

関連ページ



確実な漏水箇所の特定のための散水検査

漆喰は『詰め直し』がたいせつです

漆喰をメンテナンスする時には、既存の劣化した漆喰の上に新しい漆喰を上塗りするような『塗り増し』ではなく、必ず劣化した漆喰を剥がして撤去してからの『詰め直し』をおこなってください。

漆喰の塗り増しは、上塗りした漆喰が劣化した際に、下の古い漆喰ごと剥がれ落ちて短期間で大きな隙間が出来やすくなります。

また、上塗りすると本来の漆喰の適量を超えてしまい、漆喰が瓦より飛び出してしまうとその分漆喰部分に雨風が当たりやすくなり、屋根の劣化を早める原因になります。

それでは早速、漆喰の詰め直し工事の様子を見ていきましょう!

ハンマーと刷毛を使って漆喰を撤去します

漆喰の詰め直し前に葺き土表面を整えましょう
まずは、残っている既存の漆喰をハンマーで叩いて割りながら剥がしていきます。

漆喰の奥には、棟の土台として瓦を支えている葺き土が入っています。

漆喰を剥がしていく作業の際に一緒に出てくる葺き土を清掃して、その葺き土の表面を刷毛で綺麗に整える作業を行います。

この葺き土の表面を整える作業は、あとから塗る漆喰の耐久性を高めるための重要な工程です。

葺き土の表面を整えなければ、漆喰はうまく乗らず、密着力が低くなって短期間で剥がれやすくなります。

単純な作業にも見えますが、メンテナンス後にも長く屋根を守ってもらうためにも、丁寧な作業が肝心なのです。

新しく詰め直す漆喰を練ります

屋根漆喰
いよいよこれから詰め直す漆喰を練ります。

漆喰は水加減によって硬さが変わるため。硬すぎず柔らかすぎず、適量の粘りとコシがある漆喰に練り上げる必要があります。

漆喰の原料は、消石灰(水酸化カルシウム)です。

消石灰の気硬性によって、空気中の二酸化炭素と反応して固まっていきます。

コテで漆喰を詰めていきます

漆喰の詰めすぎ注意
つる首鏝(こて)という専用のコテで漆喰を詰めていきます。

瓦屋根の漆喰を詰め直すメンテナンスの際には、必ず瓦の職人に依頼してください。

瓦屋根の専門知識や経験のない業者の場合、この漆喰を詰める適量を間違えてしまうことがあります。

漆喰は少なくてもいけませんし、多く詰めすぎても、逆に雨水を棟の中に呼び込むことになってしまう事があります。

漆喰の適度な塗り加減とは?『詰め直し』が肝心な理由

漆喰表面はのし瓦より奥に調整する
漆喰の上にある短冊型の瓦を熨斗(のし)瓦といいますが、漆喰を詰める量は、熨斗瓦よりも必ず少し奥にしなければいけません。

漆喰が熨斗瓦よりも前に出て来てしまうと、のし瓦の縦の切れ目をとおってきた雨水が、漆喰の内部に浸入してしまうのです。

メンテナンスと称して表面だけ綺麗に上塗りする『塗り増し』をすると、どうしても漆喰の表面にムラが出来て、漆喰が熨斗瓦より前に出てきてしまいがちです。

新しい漆喰で蓋をしているわけですから、そうして漆喰の内部に入り込んだ雨水は、外に出ることも出来ず、中の葺き土を濡らして劣化させ、棟の形が崩れていくというわけです。

漆喰は、必ず既存の漆喰を剥がしてから新しく適度な量の漆喰を均等に施工する『詰め直し』をおこなってください。

鬼瓦まわりの漆喰

鬼瓦まわりは定期的な点検をしましょう
鬼瓦とは、瓦屋根の棟の端などに設置される板状の瓦です。

厄除けや装飾のために設置されるのですが、棟の端は屋根の中でも雨風があたりやすい部分のため、屋根内部に雨水が浸入するのを防ぐ機能的な役割もあります。

そのため、鬼瓦まわりの漆喰のメンテナンスも肝心です。

さらにこの鬼瓦まわりは、棟下の漆喰よりも太陽の光に当たりやすいため、紫外線により劣化が早まりやすい部位でもあります。

黒く変色して剥がれていたり、鬼瓦がズレていたら要注意です。

鬼瓦まわりの漆喰劣化によって鬼瓦が落下してしまうことが多く、ケガをしたりご近所の方のものを破損させてしまうケースもあるため、瓦屋根のメンテナンスの際には必ず鬼瓦まわりもチェックしてもらいましょう。

漆喰の詰め直し工事完了

すべての棟に同様の施工をして、漆喰の詰め直し工事完了です!
before1
IMG_8268-before

horizontal
after1
IMG_1363-after

before1
IMG_8308-before

horizontal
after1
詰め直し後の面戸漆喰

before1
IMG_8234-before

horizontal
after1
IMG_1367-2-after

いかがでしょうか?

綺麗に詰め直した真っ白な漆喰の瓦屋根は、見た目も美しく棟の頑丈さが増して、見ていてとても気持ちがいいですね!

「街の屋根やさん神戸店」では、屋根修理のプロがお住まいの状態を丁寧に点検し、お客様のご希望に沿ったご提案をさせていただいております。

神戸市灘区では、他にも多数漆喰の点検や補修をさせていただきました!

関連ページ




屋根の点検や修理ご相談なら街の屋根やさん神戸店へ

街の屋根やさん神戸店 宮崎 徹
屋根の修理といっても、今回のような漆喰の詰め直し工事から、瓦やスレートなどの屋根材1枚の交換、コーキング、屋根全体の葺き替えなど状況によってさまざまな解決策があります。

経験や専門知識がなければ、屋根の劣化具合はどれほどか、修理が本当に必要かどうかなど、パッと見ただけで原因を判断するのは難しいものです。

何より、経験や専門知識もなく屋根にのぼるという行為は大変危険です。

また、原因がわかったとしてもどんな解決策があるのか、工事費用や工期などわからない事だらけで、不慣れで当然かと思います。

「街の屋根やさん神戸店」では、そんな

「原因がわからない」
「解決方法がわからない」
「どのくらい劣化しているのわからない」
「費用がどのくらいかかるかわからない」

といった修理前のご不安を解決するために、プロによる 無料点検 を随時受付けしております。

関連ページ



必要であったりご希望があれば、点検時にトラブルの原因箇所や劣化している部分の写真・動画撮影をおこないます。

その後お客様にお見せしながら親切・丁寧に解説し、メンテナンスがどの程度必要か、どんな解決方法があるかをご説明いたします。

あくまでも、お客様のその後のお住まいづくりのご希望にそって適切なご提案をさせていただきます。

すぐに修理とは考えていなくても、お住まいの劣化状況を知っておきたいというお客様もいらっしゃいます。

ちょっと気になることなど、まずはお気軽に何でもお電話・お問い合わせフォームからお問合せくださいませ。

関連ページ




同じ工事を行った施工事例

施工事例

神戸市須磨区 漆喰詰め直し工事の施工事例をご紹介します!

漆喰詰め直し工事
漆喰詰め直し工事
工事内容
漆喰詰め直し
使用素材
屋根漆喰(シマダ物産)
築年数
30年
建坪
50坪
保証
1年
工事費用
約55万円

同じ地域の施工事例

施工事例

神戸市灘区|塩ビシート防水(絶縁工法)機械固定式工法のご紹介

3階屋上の施工前の様子
IMG_9598
工事内容
防水工事
その他の工事
使用素材
田島ルーフィング塩ビシート
築年数
30年
建坪
220㎡
保証
7年
工事費用
270万
施工事例

神戸市灘区 波板交換工事の施工事例です。

IMG_3842-4
波板交換後
工事内容
その他の工事
使用素材
ポリカ波板
築年数
築40年
建坪
約30坪
保証
工事費用
約10万
施工事例

神戸市灘区|瓦屋根から板金屋根への屋根葺き替え工事・施工事例

神戸市 屋根葺き替え工事 ビフォー
神戸市 屋根葺き替え工事アフター
工事内容
屋根葺き替え
使用素材
アイジー工業 スーパーガルテクト
築年数
25年
建坪
30坪
保証
7年
工事費用
150万円

この工事と同じ工事を行っている現場ブログ

神戸市兵庫区 新しい漆喰を練ります。

神戸市兵庫区 瓦屋根の漆喰を詰め替える工程のご紹介いたします。全回更新ブログで、古い漆喰を撤去し、適正な下地調整を行った様子をお届けさせていただいております。そちらも併せてご覧いただくと、よりわかりやすいと思います。【神戸市兵庫区 瓦屋根の...........

神戸市兵庫区 燻瓦屋根 工事着工 漆喰

神戸市兵庫区 瓦屋根の漆喰を詰め替える工事の様子をお伝えいたします。全回の調査の様子は【神戸市兵庫区 瓦屋根の調査に伺いました】でご紹介しております。本日は調査に基づいた屋根の損傷を正常な状態へ復旧する工事です。全体的に劣化が進んでいた漆喰...........

神戸市兵庫区 いぶし瓦屋根調査

※2020年9月18日更新こんにちは!街の屋根やさん神戸店です。今回は、神戸市兵庫区にて瓦屋根を補修する前に無料点検に伺いました様子をご紹介いたします。点検させていただきました屋根は、燻瓦(いぶしがわら)葺きの荘厳で綺麗な屋根でした。燻瓦は...........

信頼の施工実績
お客様の声
屋根工事・リフォームの点検、お見積りなら神戸店にお問合せ下さい!
7時~21時まで受付中!!
0120-960-735