屋根の点検、雨樋のあふれが心配とのお問い合わせがありました!

こんにちは!
街の屋根やさん 灘店の松本です!
築40年 瓦屋根の家屋、雨樋点検の様子を本日はお伝えしていこうと思います!
4件並んだ連棟の造りで、屋根も合体しているような形状ですので、
隅々まで点検してまいりました!

お話を聞きますと、
雨が降ると、この樋があふれて雨がジャバジャバと落ちてきていたとのことです。
樋を点検してすぐに理由が分かりました。
現場の近くには背の高い木があり、そこから降ってきた落ち葉が樋に溜まっていました。
樋の集水器の中では、その溜まった葉っぱが土のようになっていましたので、
長い間葉っぱが詰まっていたことと思います!
棒を使いついたところ、
開通しました!
お客様に大変喜んでいただきました!

まず最初に目に入ってくるのが
大棟です!
築年数が経っていると、
この棟まわりが傷んでいることが多いです。
少しづつ水が入り、棟の中の土台の土が崩れ、
棟がねじれていたり、
熨斗瓦(のし瓦)がズレて来たりしますが、
そこまでひどい状態ではありません。

鬼瓦という大きい瓦でふさいであり、
鬼瓦と棟の間を漆喰(しっくい)
でふさぐのですが、この場所は紫外線が直接当たるため、
漆喰の劣化が早くなる場所でもあります。
この鬼廻りの漆喰は劣化によりはがれてしまっています。

入り込んだ雨水により、
棟の中の瓦を固定している土台の土を崩していくことにより、
この、のし瓦がぐらぐらになっていました。
まったく止まっていない状態になっていましたので、
シリコンでずり落ちないよう仮止めをしておきました。

この白い色が本来の色です。
白い部分と黒い部分がありますが、
黒い部分はカビ、または苔などにより劣化してしまっている部分になります。
棟の漆喰の詰め直しが必要な状態です。

通常ここも漆喰を詰めて仕舞いされているのですが、
ボロボロになってしまっています。

板金で谷を作り、雨水を排出する造りでしたが、
その板金の頂点は瓦を一枚置いて水が入らないようにされていましたが、
隙間があり、
かなりの確率でここから雨水が入り込む可能性があります。
このままでは、最悪雨漏りをしてしまう可能性がありますので、
シリコンで仮止めしておきました!
ほかにもいろいろな場所が見つかりました。
それはまた次回のブログでご紹介いたします!
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