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改質アスファルトルーフィング?屋根リフォームの鍵となる防水層


こんにちは!街の屋根やさん神戸店です。

屋根の重要な下葺き材「ルーフィング」という言葉を聞いたことがありますか?

あまり知名度がなく、屋根材の下にあるので普段は目にすることがないのですが、実はお住まい全体を守る屋根の生命線であり、私たち「街の屋根やさん神戸店」でも施工事例や問合せが多い重要な建材です。

このルーフィングが劣化すると、屋根裏や家の躯体、室内まで傷めてしまいます。

安心した住まいづくりのためにはルーフィングの施工や定期メンテナンスはマストなのです

今回はそんなルーフィングの役割や種類、施工方法やメンテナンス時期まで詳しく解説いたします!

1.ルーフィングとは?

屋根のルーフィング
「ルーフィング」とは、瓦やスレートなど表面に見えている屋根材と野地板などの屋根下地の間に敷く防水シートのことです。

屋根の「下葺き材」、「ルーフィングシート」とも呼ばれています。

表面の屋根材は、基本的にはどの屋根材でも隙間があります。

そのため台風や集中豪雨など、近年増加する大規模災害などの際にはどうしてもその屋根材の隙間から雨水が侵入することがあるのです。

ルーフィングは厚さわずか1mmのシートなのですが、これが表面の屋根材を通過した雨水の侵入を防ぐ2次防水の機能を果たしています。

2.ルーフィングの役割

ルーフィングシート
ルーフィングの役割は、さきほども記述したとおり、ズバリ「防水」です。

表面の屋根材では防ぎきれず侵入してきた雨水を、このルーフィングで防ぎ、その下の野地板などの屋根材や、屋根裏、住まい全体の躯体まで水分が浸透しないように外へ受け流してくれています。

瓦やスレート、金属など現代は様々な屋根材がありますが、どんな屋根材でもルーフィングの施工は必ず行われます。

屋根材が劣化していたり、災害や悪天候の影響で突然破損した場合でも、このルーフィングの防水機能があることですぐに室内に雨漏りしたりしないようになっています。

3.ルーフィングの種類

ルーフィングは、大きく分けて以下の2種類があります。

アスファルトルーフィング

アスファルトルーフィング
一般的にルーフィングといえば、このアスファルトルーフィングのことを指しており、最もよく使われています。

アスファルトといえば、道路舗装に使われているのが一般的なイメージですよね。

アスファルトは接着性と防水性が高いため、紙にアスファルトを染み込ませたものを日本では1920年代から屋根の下の防水シート「ルーフィング」として使われるようになりました。

現代のルーフィングは、厚さわずか1mmですが、アスファルトを染み込ませたアスファルト含浸紙に、特殊合成樹脂や鉱物質粉粒などを5重6重に圧着して作られています。

現代日本では、猛暑日ともなると家の屋根の表面温度は80℃を超えるといわれており、逆に冬は10℃以下、氷点下になります。

アスファルトのみでは、夏は高温で柔らかくなり過ぎて防水機能が低下し、冬は低温で硬化してヒビが入ってしまいます。

そのため、ルーフィングの劣化防止や適度な柔軟性保持のために特殊合成樹脂や鉱物質粉粒などが圧着されています。

アスファルトルーフィングは防水性は高いですが、施工後10~15年ほどでその耐久性は劣化します。

比較的安価ですが、商品が数多くあり、1m×20mサイズで2000円~6000円くらいが目安です。

改質アスファルトルーフィング

改質アスファルトルーフィング
一般的なアスファルトルーフィングを改良されたものが「改質アスファルトルーフィング」です。

アスファルトに合成ゴムやポリマーが練り込まれていて、アスファルトルーフィングと比較すると耐久性と接着性が高く、施工時に伸ばしたり曲げたりしても破れにくいという特徴もあります。

柔軟性が高いということは、屋根の様々な形状に合わせて施工しやすく、屋根下地との密着性が高くなるというメリットにもなります。

粘着シートが圧着されたされたものであれば、タッカーを使って針で留めずに固定出来るため、施工時に穴があいてしまうリスクを防げます。

裏面に耐久力に優れた合成繊維不織布を圧着してあり、耐用年数は約20~30年です。

価格は1m×20mサイズで5000円~10000円くらいが目安です。

メリットとデメリットまとめ

              メリット デメリット
アスファルトルーフィング ■初期費用が安い ■耐用年数が10~15年のためランニングコストが高くなる
■破れやすい
改質アスファルトルーフィング ■耐用年数が20~30年と長い
■丈夫で破れにくい
■接着性が高く隙間が出来にくい
■初期費用が高い

4.ルーフィングの施工法

タッカー留め

タッカー留め作業
ルーフィングは、基本的にはタッカーと呼ばれる工具を使い、大きなホッチキスのような針でまず仮留めします。

屋根の軒先(下)から棟(上)に向かって20センチほど重ねながら貼っていきます。

このタッカー留め作業ですが、屋根は様々な形状があるため、そこに直角に留め付けるのは技術が必要です。

針が少しでも浮いてしまうとそこが雨水の侵入口となる可能性があり、耐用年数よりも早く劣化してしまうため、経験を積んだ職人の技が必要といわれています。

粘着層留め

粘着層付改質アスファルトルーフィング
上写真の改質アスファルトルーフィングは、最下層に粘着性のシール層が圧着されているタイプです。

施工時にタッカーを使用せずに野地板などの屋根下地材に密着させることが出来るため、穴を開けずにすみ、雨漏りのリスクが少なくなります。

また、重ね貼りしたときにルーフィング同士が密着するのでヨレや隙間が出来る心配がなくなります。

5.ルーフィングのメンテナンス

ルーフィングは、穴が開いたり破れたりしなければ交換しなくていいという部材ではありません。

どの製品にも耐用年数があり、材質上どうしても屋根材自体より先に傷んでしまうことがほとんどです。

耐用年数を過ぎたルーフィングを使い続けた場合

では、傷んだルーフィングをそのまま使い続けるとどうなるでしょうか?

ルーフィングはアスファルト層が塗膜されています。

このアスファルト層は太陽熱や、屋根材から侵入した雨水・湿気などの影響による酸化によって硬化します。

硬く、脆くなったアスファルト層は元々の柔軟性や弾力性を失っているため、防水機能を果たさなくなります。

屋根材とルーフィングと野地板などの屋根下地を固定するためのビス留めによる穴に密着する力も弱まるため、そこから雨水が侵入する可能性もあります。

ルーフィングの寿命

商品にもよりますが、ルーフィングの寿命はおよそ20年。

ただし、商品ごとの耐用年数はあくまで目安なので、実際の劣化進行具合はお住まいの立地環境や気象状況によって変わってきます。

例えば北国などの寒冷地の場合は、気温差や冷気の影響と、積雪による物理的な屋根への負荷により劣化が早まります。

海が近い場合は潮風や強風、強い日差しなどもルーフィングを傷める要因になります。

ルーフィングの劣化が進行すると、その分下の野地板などの屋根下地に雨水が侵入して腐食の原因となるので、寿命よりも1年は早めの交換が理想的です。

ルーフィングの傷み具合は上の屋根材を一旦剥がさなければならず、ご自身ではチェック出来ません。

早めに屋根リフォーム業者に点検してもらっておくと、余裕をもってメンテナンスにかかる費用の調整も出来るのでオススメです。

6.まとめ

いかがでしたでしょうか。今回はルーフィングについてご紹介しました。

「ルーフィング」とは、屋根の2次防水機能を果たす防水シート
劣化すれば、住まいの躯体をも腐食させてしまうため、定期的に交換する必要がある
アスファルトルーフィングと改質アスファルトルーフィングの2種類があり、価格差は大きくないが、様々な品質の製品がある
タッカー留めと粘着シート留めの2種類の施工法がある

私たち街の屋根屋さん神戸店では、新築や屋根のリフォームをご検討の方のニーズやお悩みをお伺いし、1軒1軒のお住まいに合わせた屋根づくりをご提案しております。

屋根について、ルーフィングについて、気になることやご不明な点がありましたら、メールやお電話にてお気軽にお問い合わせくださいね。

 

 

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